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Posted by ミリタリーブログ at

2009年05月20日

今更かな(笑)

3日坊主で終わらないように、予約投稿しておきます(笑)

3年前に、写真を撮ったら実際の動きをアップしますね~♪
なんて言っておきながら、ほったらかしにしておりました(滝汗

3年なんて、あっという間だなぁ~(遠い目)

なので、過去のトレーニング画像からクロスオーバーでのエントリーの写真を選んで、
チョコチョコと書いてみようと思います。

過去にアップしたエントリーの手順


①エントリーポイントへ到達
 FAP(最終突入地点)に到達したならば、先頭の隊員は停止の手信号を後続に伝え、突入準備を整えます。
この時点で、セーフティーを解除し、突入に備えます。

昔は、安全管理がユルかったな~(笑)

②突入準備と警戒
 1番の隊員が、停止したならば2番の隊員はスライシングパイを開始して1番の隊員と向かい合います。
 ドアをスラシングする理由は、突然ドアが開いて内部から人間が出てきた場合の対処を容易にする為です。
同時に、まっすぐ直進してしまうと振り返った場合に、装具が壁にぶつかって音が出たり、足元が悪い場合は最悪転倒の危険があります。

③突入前確認
 スライシングが終わり、向かい合ったならばドアの構造を確認します。
内開き・外開き、確認できる場合は施錠の有無を確認します。
ドアを開放する隊員は、ここでは2番の隊員になっていますが、状況によってスライシングを行い、
ノブに近い方の隊員が開放を行います。

④突入の開始
 図での説明に戻ります。2番がドアを開放した後1番が突入を開始します。1番が室内に入ったら、まず図で説明している赤い線の死角を検索し、すぐに部屋の奥を確認します。
これは、部屋の奥に意識が集中しすぎると、一番身近な死角に潜んでいる犯人を見逃す危険がある為です。

⑤室内への突入
 1番が室内へ突入したならば、その後方を交差するように2番の隊員が突入します。
 同様に死角→奥の順番で検索を行います。
この動きでは、奥に潜んでいる犯人に撃たれるかもしれないとの疑念があるかもしれませんが、2番の隊員が死角を検索している時点で、1番の隊員はすでに奥の警戒に向いていますので、バディを信頼して自分のエリアに集中します。

⑥室内の制圧
 廊下に面した角から、1,2番の隊員が奥に存在する脅威を排除したならば、すぐに室内の制圧行動に移ります。
奥に向けて、前進しながら隠れている脅威が存在しないか、確認します。
 人質が存在した場合は、銃を突きつけて床に引き倒し、室内にいる人員をすべて拘束します。


 このエントリー手法では、2名の隊員のタイミングとスピードが重要になります。
完璧なエントリーを行うには、どちらかの隊員が早すぎても遅すぎても隙が生じます。2名が交差する瞬間も早すぎると、隊員同士が接触する危険がありますし、遅ければ先頭隊員が危険に晒されます。

 未知の部屋で、奥に銃を構えた人間が居るとなると突入には相当の恐怖感が伴いますが、戸口付近でモタモタしているのが一番危険です。
 ご承知とは思いますが、壁には期待できる程の遮蔽能力はありませんので、蜂の巣になってしまうので、最善の方法は、素早く室内に突入する事です。


んじゃ、写真を張っていきます。写真の都合で、③からです。



④~⑤
んで、エントリー


後方の隊員は、前の隊員の背中を押すように交差してタイムラグなく突入します。


⑥目標を識別して射撃


それで制圧・・・
この際に、しっかりとサーチとカバーを行わなければ、なりません。


エントリーの際は、決して走ってはいけません。
オーバーモーションで転倒する危険がありますし、射撃精度も落ちます。
あせらず、コントロールできるスピードで突入する事が大切です。
ちなみに、写真のエントリーでは4秒弱でダブルタップ&ヘッド、クリアコールしています。

皆様も、トレーニングやらゲーム、楽しんで下さいね~♪  

Posted by 柏木@中の人 at 09:08Comments(0)タクティカルネタ