2012年03月09日

避難と備え・・・

避難と備え・・・

【記事を読む上でのご注意】
当ブログでは、記事中で必要不可欠な場合を除き
被災現場の凄惨な写真や、動画は極力使用致しません。

これは、今も震災の記憶に苦しむ方が多くいらっしゃる為
PTSD及び、震災の記憶のフラッシュバック等を考慮しての事です。

また、今後震災に関連して備えや対処方法を震災を教訓として
記事にしていきますが、内容につきましては、参考情報として御覧下さい。

今後起こりえる災害の状況は、予測できませんし
それぞれの皆様が置かれている状況や環境が異なる為です。

これらの点につきまして、ご理解頂いた上で
記事をご覧頂きます様、お願い申し上げます。



さて、震災から1年を経過するにあたって、これまで意識しても
なかなか実行できなかった事を、考えて行動する時だと思います。

1000年に一度と言われた震災でしたが、過ぎ去ったから安心ではなく
次も発生すると考えて、備えを怠らないようにしなければなりません。

本日は、避難と備えです。
まずは、前提となる優先順位を決定しなければなりません。

人によって、「ヒト・モノ・カネ」それぞれ大切なものは、変わってくると思います。
しかし、何より優先されるのは「命」です。

今回の震災では92%とその多くが、津波による被害で亡くなられています。
この点は今回の震災における特徴的な部分だと思われます。
避難と備え・・・

まずは、安全な場所へ避難すること。
これが第一条件です。

今回の震災では発生から30分弱で第一波が到達し、
逃げ遅れた人が多く発生しました。

沿岸部にお住まいの方は、まず避難場所をしっかりと
確認しましょう。

この際に必要なことは、絶対に徒歩で避難すると言う事です。
車での避難は、絶対に避けなければいけません。

今回の震災でも、避難所へ続く道が渋滞となり
逃げ遅れた例もあり、避難は徒歩で行うべきです。

避難ルートを決めたら、必ず周囲に何があるかを
確認しましょう。

例えば、津波の到達が予想より早かった場合
緊急に登れる高層階の建物(3階以上の鉄筋建て)や高台
こうした、避難スポットを見つけておくことも必要です。


避難に向かう際は、極力身軽にして最低限の物だけを
持って出る必要があります。

次回は、避難に向かう最低限の荷物についてお話ししたいと思います。








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Posted by 柏木@中の人 at 23:29│Comments(0)震災から1年
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