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Posted by ミリタリーブログ at

2013年01月29日

火傷!



はい、本日は新商品紹介です♪
皆様火傷や火災に対して、どのように備えていらっしゃいますか?

これまでの熱傷応急処置は、「水で冷やす」「熱傷部位を保護する」が精々でした。
しかし、広範囲な火傷を水で冷却すると、低体温の危険があり
なおかつ現場で大量の水を確保するのが難しいと言う問題もありました。

しかし、実際戦闘の現場で熱傷は付き物です。

今回はそのような難しい熱傷に対応する商品が入荷しました。

っと、その前に熱傷に対する基礎知識をおさらいしてみましょう。



○症状と診断

※注意! 刺激の強い画像があります。ご注意下さい

1 度熱傷では皮膚は赤く湿っていて、火腫れを生じ、痛みを伴います。
患部は軽く触れると白っぽく(青白く)なり、水疱は生じません。

2 度熱傷では皮膚は赤く湿っていて、火腫れと痛みがあり、
水疱が生じて透明な体液がにじみ出します。患部は触れると白くなります。

3 度熱傷では神経が破壊されているため、痛みはほとんど感じません。
皮膚は硬い革のようになり、白色か黒色、鮮やかな赤色になります。
患部に触れても白くはならず、体毛が痛みを感じることなく
毛根から簡単に抜けます。水疱はできません。
患部の外観や症状は、やけどを受けた後の数時間、
ときには数日間にもわたって悪化していきます。

○火傷の面積



手掌法
患者の手掌部(手首から指全部)の面積を体表面積のほぼ
1%として算定する。大きな面積を算定すると誤差が大きい。
9の法則で飛び火した小さな部分の面積を加算するのに用いられる。

○応急処置
・熱傷部位の冷却
・熱傷部位の保護
・気道確保及び酸素吸入
・エマージェンシーブランケット等による保温
・乳酸リンゲル液による輸液
・熱傷部位の高挙




○全身管理
II 度以上の熱傷面積が成人の場合20%、小児の場合10%を超えると
全身状態が悪化するため、入院治療が必要である。
広範囲熱傷では細胞外液が急速に喪失し、脱水による低容量性ショックが起こる。
これに対し乳酸リンゲル液の大量輸液が行われる。

必要輸液量は患者の体重を元に計算する公式が用いられ、
 代表的なものにはParkland 法などがある。
急速なサイトカインの流出による浸透圧の変化に対応するべく
 コロイド溶液、アルブミン製剤を用いる輸液法もある。
Parkland 法(日本ではBaxter 法ともよばれる)

輸液量(ml/day)=熱傷面積(%)×体重(kg)×4

また、広範囲熱傷では全身性炎症反応症候群(SIRS)や創感染が起きやすく、
遷延すると多臓器不全を引き起こすため、これらの制御を目標とした集中治療が行われる。


さてさて、長々と書いてきましたが
現場で出来る処置には限りがあり、熱傷部位の冷却と保護・保温が挙げられます。

そこで、必要になるのが熱傷保護(被覆材)です。

今回ご紹介するウォータージェル(WJ)は、非常に優れた被覆材となります。




ウォータージェルは体温以下に過冷却しませんので、深部体温が下がりません

○特徴と利点
1. 熱傷の熱を取除き、進行を止める
2. 痛みを和らげる
3. 感染を防ぐ
4. 乾燥を防ぐ
5. 低体温症を起こさない







皮膚の曲面でもぴったりフィットするので熱を取除くことが可能です

ウォータージェルの詳しい商品は、こちら からどうぞ!


http://sdtworks.cart.fc2.com/?ca=21


ファイアーブランケット



  

火災の際には、毛布や濡れタオルでの防護が一般的ですが、
近年の毛布や衣類は、化繊が多く危険な場合があります。

また、手近に多量の水があるとは限らず、そうした点についても考える必要があります。

その点、ファイアーブランケットはパッケージや容器の中に、
100%ウーステッドウールにウォータージェルを含有しています。
言うなれば、濡れ毛布と言ったシロモノですね。

用途は、こちらをご覧頂ければ一目瞭然ですが多岐にわたる用途があります。

部隊員は勿論の事、一般家庭にも防災用として備えておけば非常に心強いと思います。

SDT-WORKS WEB SHOP

http://sdtworks.cart.fc2.com/





    


  

Posted by 柏木@中の人 at 01:13Comments(0)商品案内