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Posted by ミリタリーブログ at

2012年05月12日

スペシャル フィールド トレ開催迫る その3 過去想定3


ずいぶん続いております スペシャル フィールドクラスのネタです(笑)


前回の記事で書きました通り、参加者は、命令文書の分析とチーム内での役割分担を決め
後は出撃するだけとなりました。




命令として「1825までに準備を完了し、乗車地点へ移動
合図と共に、速やかに乗車・移動開始せよ。」と下達

1825に、乗車地点へ到着しクラクションを軽く鳴らすと
完全武装し、フェイスペイントをしっかりと塗り込んだメンバーが
スルリと、茂みの陰から姿を現しました。

「うん、気合入ってるな~」 独り、呟いて若干ニヤけましたw
以下、同行取材風にレポートしてみます(笑)




10秒程度で乗車は完了し、車両は流水で削られ荒れた林道を進み始める。
フル装備の人員を満載して、走る車両はサスペンションが軋み
底部をこすりつつ、降車地点へ向かって行った。



1837 降車地点へ到達・・・
目標地点が近づき、カウントダウンが開始される。

「降車用意!」
すぐに、復唱が返ってくる。「降車用意」
その声は、緊張からか、状況に入っている為なのか、
低く、車内に響いた。
その手は、すでにドアノブに添えられている。

「降車」
合図と共に、完全停止する前の車両のドアが解放され
降車の掛け声が復唱される間に、メンバーは外へと躍り出す。

すぐに、全周防御を敷き、車両が遠ざかるのを静かに待った。



車両が遠ざかると、チームは事前に知らされていなかった降車地点の
自己位置評定を開始する。

初めての地形と、慣れない地図に悪戦苦闘するメンバー達・・・
当日の日没は1858 少しづつ辺りは暗くなってくる。

そんな中、懸命にランドマークを探すメンバー達。
結局、ランドマークとなる発電所の位置を間違い、 違う地点を評定してしまったが、
その場で、正しい位置と地形説明を受け、状況を再開する。

長となったメンバーは、その場から目標前進地点へのルートを策定し、
メンバーに伝達、評定した自己位置を司令部へ連絡すると、新たな命令が下達された。


【司令部より入電】

○○農道付近にて、報道陣への代表取材が実施される。

○○主導の広報であり、情報が○○省対策本部へ入る前に、実施されてしまった。

現在、マイクロバスに分乗したジャーナリストが作戦地域に向けて、前進している。


作戦上の機密を保持する為、諸君らは現地情報担当の誘導により、車両で一部地域を通過する事となった。

 

【任務】

○○.○○○○○○,○○○.○○○○○○にて 現地情報担当と接触し、車両移動を実施せよ。

 

【部隊行動】

情報担当者は、敵工作員との混同を避ける為、合言葉を使用する。

接触者は、これを記憶し認証を実施せよ。

情報担当者の車両には、白のリボンタイプステッカーが後部右側に付いている。

接触者は、民間人に偽装し接触を実施

 

「この辺、夜歩くのは危険だ。何をしにきた?」

「この先の、○○○に来た」


長となったメンバーは、接触する隊員と援護
そして接敵に関する事項を定め、前進を開始する。

最初の移動は、起伏の激しい林道を進む3.8kmの行軍だった。


程なくして、隊員が情報担当と接触に成功。
無事、車両にて第2降車ポイントへ、移動できた。

第2降車ポイントで、司令部へ報告を行うと移動ルートの指示が下達
すでに辺りは暗くなり、周囲の地形はよく見えない。
ナビゲーションライトを使用して、懸命に地図上で移動ルートを探すメンバー達

指示されたルートは、古くなり今は使われていない林道で
アップダウンが激しく、左側は急斜面、足元は雑草の生い茂る困難なルートだった。




移動を開始して、目的の古い林道を移動して間もない頃
教官より突然、小休止が告げられる。


体も温まり、これから行軍を開始すると意気込んでいたメンバー達は
戸惑いながらも休み始める。

教官が長となったメンバーを打合せに呼び出し、少し傾斜した斜面の下に
誘導して行った。

程なくして、教官が叫ぶ!
「おい! 一人落ちたぞ!!」

突然の状況に戸惑うメンバー達。
が、すぐに捜索・救助活動が実施される。

以下、次のレポートに続く・・・・



○ゲスト講師



田村装備開発 株式会社
教育訓練部長 長田 賢治 氏 (ブログ内では けぢさん)


元陸上自衛隊特殊部隊
【実績】
・レンジャー訓練(首席)卒業
・レンジャー訓練 助教として約40名を養成
・銃剣道5段
・第13旅団格闘試験 徒手及び銃剣格闘 特級



【場所】 秋田県 (参加者様に直接お知らせ致します)
【日時】 2012年 5月26・27日(土 日)
【時間】 26日 0900~2400 (0800 受付開始)
      27日 1000~1430

【料金】 1DAY ¥15,000 2DAY ¥25,000 (宿泊料 1日¥600)


宿泊は、基本的にフローリングの屋内ですが、希望者は芝生にテントを貼って
宿泊も可能です。
照明・電源、炊事場、トイレ完備

食事は、26日想定訓練終了後の食事と、27日の野外調理用食材は
参加料に含まれています。
27日朝食及び携行食・行動食等は、各自持参となりますのでご注意下さい。


【26日内容
0900        現地集合完了
0930        訓練エリア移動

0930~1030  チーム編成 キャンプ準備

1100~1200  カバー&コンシールメント
1200~1230  パトロールと拠点防衛
1230~1330  フィールドシューティング
1330~1430  攻撃動作 各種地形通過要領

※チームとしての連続訓練となります。

1430~1530  昼食休憩 兼 座学

1530~1600  アンブッシュ&カウンターアンブッシュ
1630~1615  カモフラージュ
1700        ブリーフィング及び任務付与
1700~1830  出発準備

1830       想定訓練 開始

※事後、1次想定終了後、2次想定に移行


27日 内容
想定訓練AAR~野外生活一般

【携行品一覧】
携行品に関しては、あるもので構いません。
ただし、※の付いている品目については、必須携行とします。

サバイバルゲーム用装備で構いません。
服装の制限はありません。

○個人装備
・ベルトキット(個人装備)※
・迷彩服(一般服装でも構いません)
・履き慣らしたブーツ(トレッキングシューズ可)

・グローブ(推奨)
・キャップorジャングルハット※
・水筒or500mlペットボトル
・ナイフ
・低光量ナビゲーションライト
・フラッシュライト
・ホイッスル※
・サイリューム4本
・サバイバルキット(内容後述)
・着火用具
・コンパス
・携帯電話※
・行動食
・フェイスペイント
・シュマグやメッシュスカーフ
・メモ帳 筆記用具
・ビニールテープ
・個人用応急処置キット

○背嚢入組品(防水処置をしっかりと)
・バックパック本体
・飲料水 2L以上※
・下着2組※
・靴下2組※
・防寒着※
・レインウェア
・ポンチョないしビニールシート
・パラコード5m
・レーション3食分(予備1食含む)※
市販品で構いません(MRE等の喫食は自己責任で)

・燃料やバーナー
・コッフェルやナベ(お湯を沸かせるもの)

・紅茶・コーヒー等 嗜好品
・調味料(塩・コショウ・カレー粉)

・タオル※
・ダクトテープ

○サバイバルキット参考内容 (これから揃える人向け)
・アウターケース
・ソーイングキット
・マッチ
・アルミブランケット
・ロウソク
・安全ピン
・ボタンコンパス
・シグナルミラー
・岩塩
・イソジン
・ホイッスル



お申込みは、こちらからお願い致しますm(_ _)m

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Posted by 柏木@中の人 at 17:46Comments(0)トレーニング・スケジュール