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Posted by ミリタリーブログ at

2009年07月29日

ペンペンしましょう1

本日の更新は、画像なしです・・・

実は先日タクトレを行いまして、
その際に写真撮影しようとたくらんだのですが・・・


すっかり忘れてしまいました!

すみません(平謝り)
そんな訳で、想像力を働かせて文章をお読み下さい(笑)

では、どうぞ~




写真は、ベンチメイドのTACpenですね
さて、本日のお題は、専門誌で発表されたTACペンでございます。
巷のショップを見回せば、ピンからキリまで多様なpenが並んでいますが、
その使用方法については、ほとんど見かけません。

そんなわけで、今回は効果的なペンの使用方法を書いてみたいと思います。


用意するのは、マジックだけで結構です。
マジックの太さとキャップの面積は、練習にはもってこいです。

まあ、カリやシラットをしっかりトレーニングしていれば、
ディスアームも可能ですが、そこまでいってしまうと護身の範疇からは
外れてしまうので、今回はケーススタディで、状況別のペンを用いた護身を
お話したいと思います。


まずは、ペンの握り方です。
指の付け根にペンを置いて、指で挟みます。
その指ごと手のひらに巻き込むように、握り込みます。

これが、ストライク グリップ(インパクト・グリッピング)となります。
この手法はそのまま相手を打撃する際に向いた握り方になり、
基本的なグリッピングになります。

注意する点としては、親指側から少しだけペンが出るように持つ位置を調整しましょう。




次は、サムグリッピング(プッシング・グリップ)です。
こちらはペンの上部に親指を当てたグリッピングで、主に押し込んだり
引き寄せる等、相手をコントロールする際に使用するグリッピングテクニックです。
こちらの注意点としては、打撃の際にこの握り方をしていると、
汗で滑ったり、握力が低下している状況では、親指を突き指する可能性があると言う事です。


この2種類を覚えてしまえば、後は応用になりますのでしっかりと把握しておいてください。

では、続いて打撃の方法についてお話しましょう。
ツールを用いた打撃では、あまり力を必要としません。
なぜなら、ペン本体の硬さと相手への接触面積の小ささから、軽い力でも十分な痛みを
与える事が可能になるからです。

基本は、体のライン(肩から胴体にかけて)からはみ出さないように注意しながら、
コンパクトに打撃を行います。
ボクシングのジャブを、出すイメージで相手にペンを握った小指を当てる勢いで
パンチを行うと的確にペン先が相手にヒットします。
これは、ハンガーに吊るしたシャツを相手に練習するとイメージがつかみやすいでしょう。



次に、アイスピック・インパクトです。
これは、相手との距離が近い場合や背後から襲われた場合に有効で、
正面の場合、ヒジを起点にして扉を「ドンドン」と拳で叩くイメージでペン先を相手に突き立てます。

背後の場合は、同じようにヒジを基点にして相手の大腿部にペン先を押し付けたり叩きつけます。
この際の注意点は、インパクトポイント(打撃位置)を正確に目視するか、先にペンを押し付けて
自身の体でない事を確認してから打撃を行う必要があります。

そしてサム・インパクトです。
これは、相手から羽交い絞めにされたり押さえ込まれた時などに有効な打撃で、
ペンを握った親指側で行う打撃です。
この打撃の利点は、リーチが短い事にあります。
とっさに背後から首を締められたりすると、アイスピックで打撃を行いたくなりますが、
ペン先の長さが長いと自分の首にペン先を刺してしまう恐れがあります。
そういった場合、突出した親指側のペンで相手を打撃して、ロックを解く場合に使用されます。


本日は、ここまで・・・


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Posted by 柏木@中の人 at 09:26Comments(1)