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Posted by ミリタリーブログ at

2007年04月08日

クロカンシューティングのルール案

【初速及び銃本体】
・初速は0.2g弾を使用して、95m/s以内を厳守する。
(自衛官が公式参加する場合、閉所戦闘用訓練教材及び、公用として準空気銃の使用認可を受けている場合はこれを除く)
・初速に関しては、大会受付時に参加選手の使用銃を登録し、初速検査後シールを持って確認する。
・使用が可能なガンは、ライフル及びカービン・SMGとし、セミオート発射が可能な機種とする。
・ガスレギュレーターの使用は原則禁止とする。
(ただし、リキットチャージ型のライフルで初速をクリアした物については、これを認める)
・使用する銃には、危険防止の観点からスリングを着用する事。
(スリングの種類は問わない、但し審判が著しく危険と判断した物はこれを認めない)
・全長60cm以上の全長を持ち、極端な短銃身は使用不可とする。
・銃本体の重量は、原則2kg以上として、極端な軽量化を施した銃の使用は認めない。
・銃本体の改造については、制限を加えない。但し上記内容に抵触した場合は、競技使用不可とする。

【弾薬及び不正防止について】
・私用されるBB弾については、0.2gのバイオ限定とする。
・競技終了後、無作為に抽出した参加者から、一定人数の弾薬抜き取りチェックを行う。
・参加選手は競技終了後、再度初速を計測し、初速の制限を超えた場合、失格とする。

【使用装備について】
・一般コースにおいては、エントリー時に申請された以下の物品を除く、迷彩服等・軍装備の持込を禁止する。
〇マガジンポーチ
〇ダンプポーチ
〇ゴーグル
〇ブーツ・グローブ
〇水筒及びキャメルバック
〇帽子
〇その他、審判及び大会本部が必要と認めた物

・許可無く上記以外の軍装品を競技で使用した場合、参加を取り消す。
・競技参加前に、迷彩服や軍装で受付に来た者は参加を認めない。
・ナイフや競技と直接関係の無い危険物を会場に持ち込んだ者は参加を認めない。また、参加中にこれを発見した場合参加資格を停止する。
(自衛官等が公式に大会に参加する場合はこの限りではない。但し一般参加者として参加する場合は上記を適用する。)

【共通ルール】
・ミリタリーランニング以外では、申請を行った物以外の軍装品使用を禁止する。
・スタート時は、セーフティーオン・マガジンオフ・をジャッジによって確認後スタートとする。
・装弾が認められるのは、シューティングボックス及び、装弾許可区域のみとする。
・シューティングボックスから、次地点へ移動する際は必ず、セーフティーをかけマグを抜く。
(万が一、ガンクリアゾーンを越えて装弾した銃を携行した場合、罰則として+30秒のタイムペナルティーを科す。)
・クロスカントリー中は、安全の為スリングを使用して銃を背面に背負い移動する事
(移動の際、銃を構えたまま移動してはならない。また、ウェポンキャッチの使用は許可する)
・ガンコントロールを逸して、他の競技者や指定方向以外に銃口を向けた場合、失格とする。
・銃を落とした場合、失格とする。
・ガントラブルによって競技が続行できなかった場合、失格とする。
(但し、リカバーを宣言し、その場で応急処置が可能と選手が判断した場合、審判に申し出て競技を続行できる。)
・他の選手が走行中、故意に接触したと審判が判断した場合、審判の判断により30~60秒のペナルティーを課す。
(2度以上、審判による注意を受けて、悪質と判断した場合失格を言い渡すことが出来る)
・シングル競技において他の選手を10秒以上風除けとして利用してはならない。
(ペア競技において、バディ同士による連携はこれを認める)
・射撃競技において、射撃の命中可否については複数ジャッジによってこれを協議し、可否を決定する。
(異議申し立てについては、本部でのターゲットチェック後、公式記録決定前までとし、以降の異議申し立てについては一切認めない)
・台紙に規定された射撃印が無い場合は、失格とする。


【採点方法】
・順位はタイム計測方式とし、射撃結果及びペナルティーに基づいて規定秒数を増減する。
・各ステージにおいて、ノーミス・ノーペナルティーでクリアした場合、ボーナスタイムを与える。
・プレート射撃の場合、規定弾数での射撃を行い、これを超過した場合、ペナルティー秒数×超過弾数をタイムに加える。
・IDPAターゲットの場合、各ターゲットの指定弾数に達していない場合、ペナルティー秒数×超過弾数をタイムに加える。
・IDPAターゲットの場合、ターゲットのAゾーンを外した場合、着弾箇所に応じてペナルティー秒数×弾数をタイムに加える。

【競技運営】
・スタートは、審判が銃のチェックを行った後ゼッケン順・コース順に、5~10分間隔でスタートする。
(大会本部は、参加人数によってスタートの間隔を変更できる)
・選手は射撃エリアに到着し、射撃を行ったならば審判に、証明印を台紙に押印してもらい次のエリアに向かう。
・選手はゴールしたならば、計測員からタイムを台紙に記載してもらい大会本部に戻る。
・選手は大会本部で、台紙を提出し初速のチェックを受ける。


【注意及び審判権限】
・選手が審判及び誘導員の指示に従わなかった場合、審判は選手に対してペナルティーを課し、注意を行う。
・注意によって問題が改善しない場合、審判は選手を失格処分に出来る。
・選手がコースを外れ、故意にショートカットを行った場合、失格とする。
・選手が大会運営に関して必要な備品を故意に破壊した場合、審判は失格処分に出来る。

【細則2~運営】
・5km以上のコースにおいては、大会本部が給水ポイントを設置する
・上記以外に参加者各位による飲料の持込を許可する。
・備品の破損・道路状況等やむをえない事情で、競技が中断した場合、審判の判断(計測)でタイムを減免できる。  続きを読む
Posted by 柏木@中の人 at 02:55Comments(0)雑記ネタ

2007年04月08日

クロスカントリー・シューティングのススメ・・・

 私は、あんまりゲームには参加しないのですが、銃は大好きですし、この業界が活発になってくれる事については大賛成です。
しかし、改造エアガンの乱射から銃刀法の改正への流れと、ゲーマーを見る世間の目が厳しくなっている現状は確かで、これはできれば改善したいと思っています。

ケンさんのブログから引用

特に、サバイバルゲイムやシューティングマッチでは、そのルール決定が難しい。
 参加者が楽しめ、それでいて納得できるルールや競技となると、それを決めるのも一苦労だ。


それはもっともです・・・
某団体の話をイシイさんがSATマガジンで語っていたが、確かにショップ主催からチーム単位まで、人数の把握は難しいだろうし、全国規模の大会も現在はありません。
 
 ゲームは、フィールドも参加人数もバラバラで、なかなか統一ルーツの策定には至らないだろう。
しかし、電動ガンは主な使用目的がゲームでありゲームで使用されるツールには、業界団体の統一ルールやバックアップ、啓蒙活動が絶対必要になってくると思う。

 これは、大陸製の電動ガンの流通が多くなってきた昨今、自主規制や方向性を定める上でゲームと、電動ガンには業界団体は絶対必要になってくるでしょう。
業界団体が設立されれば、業界の促進にもつながり他のメーカーも電動ガンの分野に参入してくるかもしれない。

 しかし、上記の理由から電動ガンとサバイバルゲームに関する業界団体を設立するのは極めて難しいと思います。


 そこで、少し視点を変えてスポーツとしての電動ガンの有効利用を考てみましょう。
ゲーマーが参加しやすく、かつ純粋なスポーツとしての競技を考えればゲームを主体とした団体設立の足がかりになるのではないかと思うのです。

 今の所、ゲーマーの殆どが電動ガンを使用し、ゲームを楽しんでいるが電動ガンをスポーツに利用しようとする動きは、殆どありません。
まあ、ゲームと言う確固たる使用目的があるから、その他の利用には目が向かないのも事実でしょう。

 そこで、少ない脳みそをフル回転させて考えてみた・・・
クロスカントリーとシューティングを組み合わせた競技はどうだろうか?
 自然の中を銃を持って駆け抜けて、息の上がった状態で射撃を繰り返す。ゲームと通じる所があり、リアル路線を目指すゲーマーには受け入れられるのではないだろうかと・・・

 また、一般の人間やバイアスロン経験者・自衛官にもゲームに参加する足がかりを作り、交流や一般への理解も深まるのではないかと思う。
クロスカントリー・シューティング(以下、クロカンシュートと記す)は、思い切ってシューティングの競技の一つとして、ミリタリー色を排し、スポーツとして構成してみてるのも良いかもしれない。
 しかし、それではサバイバルゲームに活力を与えて認知度を高める事にはつながりません。

 そこで、スポーツ的要素高めたクラスと、ミリタリーテイストを取り入れたクラスをミックスする事が理想的だと考えています。
こんなクラスを提唱してみる・・・


・チャレンジコース     1.5km  射撃数2 
・ハーフコース        5km     〃  4
・フルロードコース     10km    〃  6


〇チャレンジコース
入門者や初心者向けの短距離コース
林道を走り、勾配やトラップなどは無く、射撃もスチールプレートのみ

〇ハーフコース
基本的に、チャレンジコースの延長

〇フルロードコース
林道に加え、急勾配や階段などのコース。
スチールプレートに加え、IDPAターゲットを射撃する


【各 部門別】
・一般男子
・一般女子

・ミリタリーランニング ペア  5km
・ミリタリーランニング ペア 10km

※通常、コースでは軍装品の使用は認められないが、ミリタリーランニングでは許可する
また、射撃もペアごとに割り振られたターゲットを射撃する能力が求められる。
スチールとIDPAターゲットを使用し、ホステージも存在する。


 現役の人間のトレーニングにも最適だと思うのですが、どうでしょう?
皆様のご意見を聞かせて下さい。
長くなったので、ルール案は次の記事で・・・  続きを読む
Posted by 柏木@中の人 at 02:37Comments(0)雑記ネタ