SDT-WORKS オフィシャルブログ
https://tsn.militaryblog.jp
SDTーworks 公式ブログ
ja
柏木@中の人
2013-03-11T13:48:18+09:00
-
前へ!
https://tsn.militaryblog.jp/e415327.html
震災によって犠牲になられたすべての皆様に安らかな安息を・・・
被害を受けられた人々に希望を・・・
皆が手を取り、東北に笑顔を・・・
前を向き、東北から笑顔を・・・
手を差し伸べてくれた友人や戦士達に感謝を・・・
あの日を忘れず・・・
常に備え、教訓を生かし・・・
前へ!
1歩でも、半歩でも・・・
SDT-WORKS
災害用・防災商品
SDT-WORKS
各種・応急処置用品
Official Manual【情報の処理と分析編】
待望の情報編マニュアルです。
さて、毎度恒例となりましたVショーの配置が決定したので、お知らせ致しますm(_ _)m
5J-125 となっております♪
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http://sdtworks.cart.fc2.com/
新製品、続々入荷中!
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備え
柏木@中の人
2013-03-11T13:48:18+09:00
-
忘れないために・・・
https://tsn.militaryblog.jp/e414982.html
はい、本日はちょっと真面目な記事でございます。
早いもので震災から2年が経とうとしています。
発災時は、自宅で仕事をしておりましたが、停電の中情報収集と並行して
災派用の装備を準備点検しておりました。
もっとも、予備自に召集がかかったのは、もっと後だったのですが・・・
所用で仙台に行く機会がありましたので
11年の12月に思う所があって松島から~石巻方面へ車を走らせました。
正直、絶句しました。
カメラを持って行きましたが、1枚も写せませんでした・・・
今でも道路のヒビをマーキングした白スプレーはトラウマです。
未だ行方不明者の方も多数いらっしゃいますし、1万人を超える方が犠牲になり
多くの人が様々な傷や被害を抱え、今も地元で頑張っています。
復興に向けて皆が手を取り、ともに歩む事も大切ですが
自らの防災対策を考えることも重要になってきます。
地震や災害で震災の教訓を生かし、自分や大切な人を守り
被害を軽減しなければなりません。
SDT-WORKSでも各種用品を扱っておりますが、
ご自身の状況に合った防災用品を自分で考えて揃えて下さい。
避難経路や連絡方法も重要です。
次の大災害は、いつ発生するか判りません。
顧みて、前を向き、少しづつ歩いていく必要があると思います。
SDT-WORKS
災害用・防災商品
SDT-WORKS
各種・応急処置用品
Official Manual【情報の処理と分析編】
やっと完成致しました。・゚・(ノД`)・゚・。
待望の情報編マニュアルです。
さて、毎度恒例となりましたVショーの配置が決定したので、お知らせ致しますm(_ _)m
5J-125 となっております♪
ここ暫く、忙しくてツール関係の新製品があまりありませんでしたが、
今回はようやっと、新規製作のディフェンスツールが出ます♪
では、宜しくお願い致します!
SDT-WORKS WEB SHOP
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早いもので震災から2年が経とうとしています。
発災時は、自宅で仕事をしておりましたが、停電の中情報収集と並行して
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もっとも、予備自に召集がかかったのは、もっと後だったのですが・・・
所用で仙台に行く機会がありましたので
11年の12月に思う所があって松島から~石巻方面へ車を走らせました。
正直、絶句しました。
カメラを持って行きましたが、1枚も写せませんでした・・・
今でも道路のヒビをマーキングした白スプレーはトラウマです。
未だ行方不明者の方も多数いらっしゃいますし、1万人を超える方が犠牲になり
多くの人が様々な傷や被害を抱え、今も地元で頑張っています。
復興に向けて皆が手を取り、ともに歩む事も大切ですが
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地震や災害で震災の教訓を生かし、自分や大切な人を守り
被害を軽減しなければなりません。
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次の大災害は、いつ発生するか判りません。
顧みて、前を向き、少しづつ歩いていく必要があると思います。
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備え
柏木@中の人
2013-03-10T16:39:00+09:00
-
冬季用サバイバルキット
https://tsn.militaryblog.jp/e296493.html
さて、本日のお題はサバイバルキットです。
サバイバルキットに関しては、何回か記事を書いていますが
今回は、必要があり、冬用のサバイバルキットを組みましたので
ご紹介します。
全景がこちら
はい、これだけです・・・(笑)
【内容】
・金属製の灰皿に入れた固形燃料
・ライター
・エマージェンシーブランケット
・パラコ5m
・サイリューム
・ロウソク2個
・ホイッスル
・ボーカー ワーグナー アーバン
・携帯充電器
・予備電池
・スニッカーズ
・アメ、チョコ、紅茶パック
・オレンジスプレット
・メモ帳と鉛筆
・飛行神社のお守り
各種の使い方について、簡単に説明していきましょう。
・金属製の灰皿に入れた固形燃料(ライター)
これは暖を取る為と、水分補給その他 多用途に使用出来ます。
もし、荷物にシェラカップやコッフェルが残っていれば
缶の側面に空気穴を開けて、灰皿をゴトクとして使用します。
何もない状態(キット以外の荷物を失った)ならば、
本来の用途ではありませんが、本体に雪を詰めて
容器の代わりとします。
また、素手では固い雪に雪洞を掘らなければならない場合
こんな小さな缶でも、その有無で、効率と疲労度
受傷の確立が格段に違います。
遭難中や、ビバークの際に、温かい飲み物の有無は
士気や体力に大きな影響がありますので、湯を沸かせる装備は
冬季には欠かせないものになります。
・エマージェンシーブランケット
次に、説明の必要がないですがエマージェンシーブランケット
ビバークする際は、上掛けするよりも、三角に折りたたんで
ウェアの中に着込むと保温力が格段に変わってきます。
また、シュラフだけでは寒い場合も、中に突っ込むと
今の時期でも3シーズン用のシュラフで、かなり快適に眠れます。
・パラコ
次に、パラコですが、これも説明の必要がありませんね。
国内では非常時に限られますが、立ち木を利用して
シェルターを組んだり、斜面を降りる際の手がかりとしても
使用出来ます。
※パラコは、登山用ロープではないので、体を支える用途には
使用しないで下さい。(あくまで補助です)
・サイリューム
夜間、捜索隊への合図や照明として使用出来ます。
雪洞の入り口に刺しておいたり、有効に活用できます。
・ロウソク
雪洞を掘った場合、昼夜を問わずロウソクを点火しましょう。
雪洞内の温度を上げてくれますし、酸欠を防ぐ意味もあります。
さらに、固形燃料が尽きた場合は、最悪燃料としても使用出来ます。
今回は、8時間燃焼のタイプを2個組み込みました。
・ホイッスル
自分の居場所を知らせる為には、必要不可欠な装備ですね。
細かくて紛失しやすいので、細いコードでポーチに直結してあります。
・ボーカー ワーグナー アーバン
ファーストライン装備に、フォルダーを1本装備していますので
あくまで、これは予備ですね。
冬季にナイフを酷使すると、稀にブレードが折れる場合がありますので
それを考慮して、負担にならないサイズを収納してあります。
・携帯充電器
携帯電話のバッテリーも、寒冷地では消耗が激しく
電波が微弱な場所では自身の携帯から発信する
電波の強度を強くするので、更に消耗が激しくなります。
その為、予備のバッテリーを組み込んで有ります。
・予備電池
こちらも、ライトや携帯充電用に使用する予備電池ですね。
フラッシュライトを携行する場合は、リチウムの予備も
組み込んでおいたほうが良いでしょう。
・スニッカーズ
緊急時の主食です。
1本で、270kcal は、かなり助けになります。
また、ある程度満腹感があるのも助かりますね。
空腹感を感じたまま横になるのは、かなり辛く
時間の経過が遅く感じられます。
・アメ、チョコ、紅茶パック
チョコレートは、外せません。
アメも表示を見て、なるべくカロリーが高い物をチョイスしています。
紅茶のパックは水分を摂る際に重宝します。
写真では写っていませんが、チョコの下に紅茶のパックがあり
遭難中でもお茶が楽しめます(笑)
これであなたも英国紳士・・・(違
・オレンジスプレット
本来は、加糖練乳のチューブを入れるのですが
今回は手近にあったオレンジスプレットで代用です。
これは、前述の紅茶に入れたり、直接吸って
カロリーを補充できますので、場所も取らず重宝します。
・メモ帳と鉛筆
別に遺書を書く訳ではなく、ルートや行動記録
救助機の飛来方向や時間をメモしたり
地図がない場合は、簡易スケッチマップを
書いたりします。
更に、乾いた焚付けがない場合は、火おこしにも重宝します。
ペンは、濡れると書きにくくなるので、鉛筆を入れています。
・飛行神社のお守り
これは、外せません!
アウターは、VOLKさんのウェストポーチに
追加でポーチを取り付けたものに収納してあります。
追加のポーチには、通常行動食を入れてあり
キットの中の食料と行動食を含めると
かなりのカロリーを稼げるように設定してあります。
サバイバルキットに関しては、何回か記事を書いていますが
今回は、必要があり、冬用のサバイバルキットを組みましたので
ご紹介します。
全景がこちら
はい、これだけです・・・(笑)
【内容】
・金属製の灰皿に入れた固形燃料
・ライター
・エマージェンシーブランケット
・パラコ5m
・サイリューム
・ロウソク2個
・ホイッスル
・ボーカー ワーグナー アーバン
・携帯充電器
・予備電池
・スニッカーズ
・アメ、チョコ、紅茶パック
・オレンジスプレット
・メモ帳と鉛筆
・飛行神社のお守り
各種の使い方について、簡単に説明していきましょう。
・金属製の灰皿に入れた固形燃料(ライター)
これは暖を取る為と、水分補給その他 多用途に使用出来ます。
もし、荷物にシェラカップやコッフェルが残っていれば
缶の側面に空気穴を開けて、灰皿をゴトクとして使用します。
何もない状態(キット以外の荷物を失った)ならば、
本来の用途ではありませんが、本体に雪を詰めて
容器の代わりとします。
また、素手では固い雪に雪洞を掘らなければならない場合
こんな小さな缶でも、その有無で、効率と疲労度
受傷の確立が格段に違います。
遭難中や、ビバークの際に、温かい飲み物の有無は
士気や体力に大きな影響がありますので、湯を沸かせる装備は
冬季には欠かせないものになります。
・エマージェンシーブランケット
次に、説明の必要がないですがエマージェンシーブランケット
ビバークする際は、上掛けするよりも、三角に折りたたんで
ウェアの中に着込むと保温力が格段に変わってきます。
また、シュラフだけでは寒い場合も、中に突っ込むと
今の時期でも3シーズン用のシュラフで、かなり快適に眠れます。
・パラコ
次に、パラコですが、これも説明の必要がありませんね。
国内では非常時に限られますが、立ち木を利用して
シェルターを組んだり、斜面を降りる際の手がかりとしても
使用出来ます。
※パラコは、登山用ロープではないので、体を支える用途には
使用しないで下さい。(あくまで補助です)
・サイリューム
夜間、捜索隊への合図や照明として使用出来ます。
雪洞の入り口に刺しておいたり、有効に活用できます。
・ロウソク
雪洞を掘った場合、昼夜を問わずロウソクを点火しましょう。
雪洞内の温度を上げてくれますし、酸欠を防ぐ意味もあります。
さらに、固形燃料が尽きた場合は、最悪燃料としても使用出来ます。
今回は、8時間燃焼のタイプを2個組み込みました。
・ホイッスル
自分の居場所を知らせる為には、必要不可欠な装備ですね。
細かくて紛失しやすいので、細いコードでポーチに直結してあります。
・ボーカー ワーグナー アーバン
ファーストライン装備に、フォルダーを1本装備していますので
あくまで、これは予備ですね。
冬季にナイフを酷使すると、稀にブレードが折れる場合がありますので
それを考慮して、負担にならないサイズを収納してあります。
・携帯充電器
携帯電話のバッテリーも、寒冷地では消耗が激しく
電波が微弱な場所では自身の携帯から発信する
電波の強度を強くするので、更に消耗が激しくなります。
その為、予備のバッテリーを組み込んで有ります。
・予備電池
こちらも、ライトや携帯充電用に使用する予備電池ですね。
フラッシュライトを携行する場合は、リチウムの予備も
組み込んでおいたほうが良いでしょう。
・スニッカーズ
緊急時の主食です。
1本で、270kcal は、かなり助けになります。
また、ある程度満腹感があるのも助かりますね。
空腹感を感じたまま横になるのは、かなり辛く
時間の経過が遅く感じられます。
・アメ、チョコ、紅茶パック
チョコレートは、外せません。
アメも表示を見て、なるべくカロリーが高い物をチョイスしています。
紅茶のパックは水分を摂る際に重宝します。
写真では写っていませんが、チョコの下に紅茶のパックがあり
遭難中でもお茶が楽しめます(笑)
これであなたも英国紳士・・・(違
・オレンジスプレット
本来は、加糖練乳のチューブを入れるのですが
今回は手近にあったオレンジスプレットで代用です。
これは、前述の紅茶に入れたり、直接吸って
カロリーを補充できますので、場所も取らず重宝します。
・メモ帳と鉛筆
別に遺書を書く訳ではなく、ルートや行動記録
救助機の飛来方向や時間をメモしたり
地図がない場合は、簡易スケッチマップを
書いたりします。
更に、乾いた焚付けがない場合は、火おこしにも重宝します。
ペンは、濡れると書きにくくなるので、鉛筆を入れています。
・飛行神社のお守り
これは、外せません!
アウターは、VOLKさんのウェストポーチに
追加でポーチを取り付けたものに収納してあります。
追加のポーチには、通常行動食を入れてあり
キットの中の食料と行動食を含めると
かなりのカロリーを稼げるように設定してあります。
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備え
柏木@中の人
2012-02-04T23:18:11+09:00
-
持ち出し品リスト~その3
https://tsn.militaryblog.jp/e73550.html
さて、装備品のお話を続けていきましょう。
このリストは、私の持ち出し品リストの中から抜粋して
編集していますが、もしこの品目をベースに装備を
そろえる方がいらっしゃいましたら、
自分の考えと選択で、状況に合ったリストを作成して下さい。
mgポーチ
私は、今の所5.56mm(89式)をベースに
装備を組んでいますが、有事に支給されるのは
64式である可能性があります。
その為、最低でもスピードリロードで使用する
priorityの高いポーチは、7.62mmのポーチを
そろえる必要があると思われます。
ブーツ
新品や備蓄されている半長靴の固さには、
言う事は、無いでしょう。
こうした状況を考えると、履き馴らした半長靴
ないし、ブーツを購入しておく必要があります。
最近は、新型の半長靴が配備されていますので、
黒のブーツでも、あまり目立たない物であれば
特に問題ないと思われます。
私は、ベイツの8-inchを使用しています。
ゴアライナーの、このブーツは箱出しで、10km程
歩きましたが、足のトラブルは無く、くるぶしまで
川の水に浸かっても、特に浸水はありません。
通算の歩行距離は、100kmを超えていますが、
特に故障は発生していません。
フォルダー ナイフ
日常の雑務や、物を切るという動作は意外に
多いものです。
マルチツールと併用してもかまいませんが、
緊急時の使用を考えて、別に備えておく事も
必要になります。
後述しますが、フィクスドと併用する場合は、
どちらかにセレーション付きを用意して、
用途に幅を持たせる必要があります。
フィクスド ナイフ
必要に応じての装備となりますが、最低3インチの
ブレード長があるフィクスドを揃えておくと、
イザという時に、非常に有効に使用できます。
フォルダーとの使い分けは、状況によりますが
近接格闘やカリ・シラット系の技術を持っているならば
対人を考慮したチョイスも良いでしょう。
作戦地域が、山林等であるならフィールドでの使用を
考慮したナイフを選択する必要があると思われます。
バトン(警棒)&ホルダー
予備については、駐屯地警備や後方支援に充てられると
定義されています。
これらを勘案すると、駐屯地や避難所での警備
物資集積所での作業、地方自治体庁舎等の警備や
ライフラインへの防衛について任務が付与される可能性があります。
また、国民保護等派遣においては、警察官職務執行法に基づく
行動が求められます。
そうした場合、警察比例の原則に従い、適当な実力の行使が必要
となりますが、駐屯地警衛用程度しか用意されていない警棒を
有事の際にかき集めるのは、困難が予想されます。
実際の任務に間に合わなければ、代替の用品や配備まで
素手という事態も考えられます。
そうした状況を考慮すると、あらかじめバトンを用意して
その使用法に習熟し、保管・備えるのは一考に値すると思われます。
代表的な製品としては、ASPやウィンチェスターのバトンが挙げられます。
タクトレ開催します!
【参加方法】
ブログサイドバーのメッセージからお願い致します。
質問等については、記事のコメントにお願いします。
【場所】
秋田県 沿岸県南地域
参加希望者様に詳細をお知らせします。
運動公園を借り切って実施します。
芝生の上で思いっきり、プローンやmgチェンジが可能です!
【日時】
2009年 8月22日(土)
受付 09:00 開始 10:00(予定)
【参加費】
¥4,600
会場代 標的 マニュアルの印刷代 保険費用 等
※キャンプ宿泊可能
キャンプ希望の方は、別途¥400必要となります。
水道・水洗トイレ有
【定員】
20名 最低実施人数 5名
【内容】
○安全管理規則の徹底
○10mゼロイン
○基本的な射撃姿勢
○各種フォームの説明とその使用法及び実射
・ストレートダウン
・ローレディー
・スタンディング
・ニーリング
・ダブルニー
・プローン
○Mgチェンジ トレーニング
○プライマリースイッチ
ライフルからハンドガンへのスイッチ
○フォームスイッチトレーニング
スタンディングからニーリングニーリングからプローン
○複数の標的に対する射撃
○ターン&シュート
○シューティングオンムーブ
○スクエアムービング
コーンで示した3m四方のラインを移動しながら射撃
○バリケードシューティング
バリケードからの射撃と 露出状況のチェック
○各種ドリルワーク
【必要な物】
・プライマリーウェポン M4系推奨
・予備マガジン×2本以上(リアルカウントの場合4本以上)
・BB弾 2000発以上
・バッテリー(予備も必要)
・ゴーグル(目を保護する物)
・スリング スイッチに支障のない物
・セカンダリーウェポン
・予備マガジン×2本以上
・ベルトないしレッグホルスター
・ガス
・汚れてもいい服装(PMCスタイル 推奨)
・マガジンや装備を保持できるリグ
・ベースボールキャップ
・フットウェア
・グローブ(推奨)
・2L以上の水分及び飲料(ハイドレーション 推奨)
・工具ないし予備の銃
・偏見のない心(One Open Mind)(お約束)
こちらも参考にどうぞw
※いちばん近いコンビニ及びスーパーまで30分かかります。
食事や飲み物はご持参下さい。
このリストは、私の持ち出し品リストの中から抜粋して
編集していますが、もしこの品目をベースに装備を
そろえる方がいらっしゃいましたら、
自分の考えと選択で、状況に合ったリストを作成して下さい。
mgポーチ
私は、今の所5.56mm(89式)をベースに
装備を組んでいますが、有事に支給されるのは
64式である可能性があります。
その為、最低でもスピードリロードで使用する
priorityの高いポーチは、7.62mmのポーチを
そろえる必要があると思われます。
ブーツ
新品や備蓄されている半長靴の固さには、
言う事は、無いでしょう。
こうした状況を考えると、履き馴らした半長靴
ないし、ブーツを購入しておく必要があります。
最近は、新型の半長靴が配備されていますので、
黒のブーツでも、あまり目立たない物であれば
特に問題ないと思われます。
私は、ベイツの8-inchを使用しています。
ゴアライナーの、このブーツは箱出しで、10km程
歩きましたが、足のトラブルは無く、くるぶしまで
川の水に浸かっても、特に浸水はありません。
通算の歩行距離は、100kmを超えていますが、
特に故障は発生していません。
フォルダー ナイフ
日常の雑務や、物を切るという動作は意外に
多いものです。
マルチツールと併用してもかまいませんが、
緊急時の使用を考えて、別に備えておく事も
必要になります。
後述しますが、フィクスドと併用する場合は、
どちらかにセレーション付きを用意して、
用途に幅を持たせる必要があります。
フィクスド ナイフ
必要に応じての装備となりますが、最低3インチの
ブレード長があるフィクスドを揃えておくと、
イザという時に、非常に有効に使用できます。
フォルダーとの使い分けは、状況によりますが
近接格闘やカリ・シラット系の技術を持っているならば
対人を考慮したチョイスも良いでしょう。
作戦地域が、山林等であるならフィールドでの使用を
考慮したナイフを選択する必要があると思われます。
バトン(警棒)&ホルダー
予備については、駐屯地警備や後方支援に充てられると
定義されています。
これらを勘案すると、駐屯地や避難所での警備
物資集積所での作業、地方自治体庁舎等の警備や
ライフラインへの防衛について任務が付与される可能性があります。
また、国民保護等派遣においては、警察官職務執行法に基づく
行動が求められます。
そうした場合、警察比例の原則に従い、適当な実力の行使が必要
となりますが、駐屯地警衛用程度しか用意されていない警棒を
有事の際にかき集めるのは、困難が予想されます。
実際の任務に間に合わなければ、代替の用品や配備まで
素手という事態も考えられます。
そうした状況を考慮すると、あらかじめバトンを用意して
その使用法に習熟し、保管・備えるのは一考に値すると思われます。
代表的な製品としては、ASPやウィンチェスターのバトンが挙げられます。
タクトレ開催します!
【参加方法】
ブログサイドバーのメッセージからお願い致します。
質問等については、記事のコメントにお願いします。
【場所】
秋田県 沿岸県南地域
参加希望者様に詳細をお知らせします。
運動公園を借り切って実施します。
芝生の上で思いっきり、プローンやmgチェンジが可能です!
【日時】
2009年 8月22日(土)
受付 09:00 開始 10:00(予定)
【参加費】
¥4,600
会場代 標的 マニュアルの印刷代 保険費用 等
※キャンプ宿泊可能
キャンプ希望の方は、別途¥400必要となります。
水道・水洗トイレ有
【定員】
20名 最低実施人数 5名
【内容】
○安全管理規則の徹底
○10mゼロイン
○基本的な射撃姿勢
○各種フォームの説明とその使用法及び実射
・ストレートダウン
・ローレディー
・スタンディング
・ニーリング
・ダブルニー
・プローン
○Mgチェンジ トレーニング
○プライマリースイッチ
ライフルからハンドガンへのスイッチ
○フォームスイッチトレーニング
スタンディングからニーリングニーリングからプローン
○複数の標的に対する射撃
○ターン&シュート
○シューティングオンムーブ
○スクエアムービング
コーンで示した3m四方のラインを移動しながら射撃
○バリケードシューティング
バリケードからの射撃と 露出状況のチェック
○各種ドリルワーク
【必要な物】
・プライマリーウェポン M4系推奨
・予備マガジン×2本以上(リアルカウントの場合4本以上)
・BB弾 2000発以上
・バッテリー(予備も必要)
・ゴーグル(目を保護する物)
・スリング スイッチに支障のない物
・セカンダリーウェポン
・予備マガジン×2本以上
・ベルトないしレッグホルスター
・ガス
・汚れてもいい服装(PMCスタイル 推奨)
・マガジンや装備を保持できるリグ
・ベースボールキャップ
・フットウェア
・グローブ(推奨)
・2L以上の水分及び飲料(ハイドレーション 推奨)
・工具ないし予備の銃
・偏見のない心(One Open Mind)(お約束)
こちらも参考にどうぞw
※いちばん近いコンビニ及びスーパーまで30分かかります。
食事や飲み物はご持参下さい。
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備え
柏木@中の人
2009-06-27T09:38:00+09:00
-
持ち出し品リスト~その2
https://tsn.militaryblog.jp/e73418.html
さて、皆様から色々とご意見賜りまして、
さらに期待の声もいただきまして、気合いが入ると同時に
再開のっけから、えらいプレッシャーだなぁと(笑)
まあ、息切れしない程度に、がんばります・・・
本題の、装備についてですが、必要と思われる物、私が備えている物
等々織り交ぜながら書いていきたいと思います。
まずは、戦闘に必要な装備品です。
アーマー(ソフト・ハード)
のっけから割愛しますw
抗弾レベルは、隊員の防護に重要な役割を果たしますし
何より、情報を開示する事は、適当では無い為です。
ここでは、一般的な話だけをさせて頂きますね。
まず、前提となるのは、プレートは必須となります。
選定の基準は、相手の弾丸と自身(部隊)の使用する
弾丸をストップできる性能が必要となります。
抗弾レベルは、ハードならば 最低限NIJ Level Ⅲ が必要になりますし、
インコジャクションであればソフトアーマーも必要です。
ただし、これらの輸入や購入には、各種法律や問題もありますので
ここでは、控えさせていただきます。
また、中古や放出品は絶対に使用せず、信頼できる業者から
購入することが絶対条件となります。
参考 セラダイン社 http://www.ceradyne.com/index.aspx
NIJ Standard -0101.04 (PDFファイル)
http://www.justnet.org/Lists/JUSTNET%20Resources/Attachments/758/0101.04RevA.pdf
野戦用 リグ
こちらは、BHI ISSAKの中古を入手し、自分で改造を施して
使用しています。
具体的には、Mgポーチに、大型のリブを取り付けて、
左側の大型ポーチを、ダンプポーチに改造しています。
収納力の大きさと、バックパックに干渉しない点が、非常に有利です。
難点は、ベルトキットと併用出来ない事ですが、
プレキャリのウェイビングを併用する事で、ある程度解消できます。
単価的にも、一からポーチを購入して構成するのと、ほぼ変わりなく
腰のパッドも長時間装着した際の、疲労感軽減につながります。
通常用 チェストリグ
チェストリグは、腰回りで持てない装備を収納するのに使用します。
装備や状況によって、組み替えられるように、モジューラータイプが有効です。
ポーチ固定式のリグでも問題ないと思いますが、大体のメーカーが
両サイドに大きなユーリティーポーチを取り付けており
これらが、Mgチェンジやセカンダリードロウの際に障害になる場合が多く
装備を選定する場合には、これらの干渉具合を確かめながら
チョイスする事が必要になります。
ちなみに、私はCommando Recon Chest Harnessを
上のアドミンポーチ部分を折りたたんで、使用しています。
使用ポーチは、5.11 VTAC スタックドシングルマグポーチ×2
メーカー不明(笑)のユーリティーポーチ×1
5.11 VTAC ダブルピストルマグポーチ×1(フォルダー&ライト入れ)
ベルトキット
最近は、優先度の高い装備は殆どベルトに装備しています。
ベルトキャリーでセカンダリーと、プライマリー・セカンダリーmg
ナイフとダンプポーチを取り付けてあり、ベルトだけあれば
最低限、戦闘が可能になっています。
基本的には、ベルトには絶対に必要な物しか付けない事が望ましいでしょう。
私のベルト装備としては・・・
デューティーベルト(メーカー不明 忘れた)
5.11 BLADE-TECH レボリューションホルスター
ナイフ TDI Law Enforcement Knife
PXで購入した 新迷彩のダンプポーチ
5.11 VTAC バンジーダブルキャリア
EAGLE INDUSTRY Duty Mag Pouch FB Style
PXで購入したベルトパット
っと、長くなりそうなので、続きは明日に・・・
タクトレ開催します!
【参加方法】
ブログサイドバーのメッセージからお願い致します。
質問等については、記事のコメントにお願いします。
【場所】
秋田県 県南地域
参加希望者様に詳細をお知らせします。
運動公園を借り切って実施します。
芝生の上で思いっきり、プローンやmgチェンジが可能です!
【日時】
2009年 8月22日(土)
受付 09:00 開始 10:00(予定)
【参加費】
¥4,600
会場代 標的 マニュアルの印刷代 保険費用 等
※キャンプ宿泊可能
キャンプ希望の方は、別途¥400必要となります。
水道・水洗トイレ有
【定員】
20名 最低実施人数 5名
【内容】
○安全管理規則の徹底
○10mゼロイン
○基本的な射撃姿勢
○各種フォームの説明とその使用法及び実射
・ストレートダウン
・ローレディー
・スタンディング
・ニーリング
・ダブルニー
・プローン
○Mgチェンジ トレーニング
○プライマリースイッチ
ライフルからハンドガンへのスイッチ
○フォームスイッチトレーニング
スタンディングからニーリングニーリングからプローン
○複数の標的に対する射撃
○ターン&シュート
○シューティングオンムーブ
○スクエアムービング
コーンで示した3m四方のラインを移動しながら射撃
○バリケードシューティング
バリケードからの射撃と 露出状況のチェック
○各種ドリルワーク
【必要な物】
・プライマリーウェポン M4系推奨
・予備マガジン×2本以上(リアルカウントの場合4本以上)
・BB弾 2000発以上
・バッテリー(予備も必要)
・ゴーグル(目を保護する物)
・スリング スイッチに支障のない物
・セカンダリーウェポン
・予備マガジン×2本以上
・ベルトないしレッグホルスター
・ガス
・汚れてもいい服装(PMCスタイル 推奨)
・マガジンや装備を保持できるリグ
・ベースボールキャップ
・フットウェア
・グローブ(推奨)
・2L以上の水分及び飲料(ハイドレーション 推奨)
・工具ないし予備の銃
・偏見のない心(One Open Mind)(お約束)
こちらも参考にどうぞw
※いちばん近いコンビニ及びスーパーまで30分かかります。
食事や飲み物はご持参下さい。
さらに期待の声もいただきまして、気合いが入ると同時に
再開のっけから、えらいプレッシャーだなぁと(笑)
まあ、息切れしない程度に、がんばります・・・
本題の、装備についてですが、必要と思われる物、私が備えている物
等々織り交ぜながら書いていきたいと思います。
まずは、戦闘に必要な装備品です。
アーマー(ソフト・ハード)
のっけから割愛しますw
抗弾レベルは、隊員の防護に重要な役割を果たしますし
何より、情報を開示する事は、適当では無い為です。
ここでは、一般的な話だけをさせて頂きますね。
まず、前提となるのは、プレートは必須となります。
選定の基準は、相手の弾丸と自身(部隊)の使用する
弾丸をストップできる性能が必要となります。
抗弾レベルは、ハードならば 最低限NIJ Level Ⅲ が必要になりますし、
インコジャクションであればソフトアーマーも必要です。
ただし、これらの輸入や購入には、各種法律や問題もありますので
ここでは、控えさせていただきます。
また、中古や放出品は絶対に使用せず、信頼できる業者から
購入することが絶対条件となります。
参考 セラダイン社 http://www.ceradyne.com/index.aspx
NIJ Standard -0101.04 (PDFファイル)
http://www.justnet.org/Lists/JUSTNET%20Resources/Attachments/758/0101.04RevA.pdf
野戦用 リグ
こちらは、BHI ISSAKの中古を入手し、自分で改造を施して
使用しています。
具体的には、Mgポーチに、大型のリブを取り付けて、
左側の大型ポーチを、ダンプポーチに改造しています。
収納力の大きさと、バックパックに干渉しない点が、非常に有利です。
難点は、ベルトキットと併用出来ない事ですが、
プレキャリのウェイビングを併用する事で、ある程度解消できます。
単価的にも、一からポーチを購入して構成するのと、ほぼ変わりなく
腰のパッドも長時間装着した際の、疲労感軽減につながります。
通常用 チェストリグ
チェストリグは、腰回りで持てない装備を収納するのに使用します。
装備や状況によって、組み替えられるように、モジューラータイプが有効です。
ポーチ固定式のリグでも問題ないと思いますが、大体のメーカーが
両サイドに大きなユーリティーポーチを取り付けており
これらが、Mgチェンジやセカンダリードロウの際に障害になる場合が多く
装備を選定する場合には、これらの干渉具合を確かめながら
チョイスする事が必要になります。
ちなみに、私はCommando Recon Chest Harnessを
上のアドミンポーチ部分を折りたたんで、使用しています。
使用ポーチは、5.11 VTAC スタックドシングルマグポーチ×2
メーカー不明(笑)のユーリティーポーチ×1
5.11 VTAC ダブルピストルマグポーチ×1(フォルダー&ライト入れ)
ベルトキット
最近は、優先度の高い装備は殆どベルトに装備しています。
ベルトキャリーでセカンダリーと、プライマリー・セカンダリーmg
ナイフとダンプポーチを取り付けてあり、ベルトだけあれば
最低限、戦闘が可能になっています。
基本的には、ベルトには絶対に必要な物しか付けない事が望ましいでしょう。
私のベルト装備としては・・・
デューティーベルト(メーカー不明 忘れた)
5.11 BLADE-TECH レボリューションホルスター
ナイフ TDI Law Enforcement Knife
PXで購入した 新迷彩のダンプポーチ
5.11 VTAC バンジーダブルキャリア
EAGLE INDUSTRY Duty Mag Pouch FB Style
PXで購入したベルトパット
っと、長くなりそうなので、続きは明日に・・・
タクトレ開催します!
【参加方法】
ブログサイドバーのメッセージからお願い致します。
質問等については、記事のコメントにお願いします。
【場所】
秋田県 県南地域
参加希望者様に詳細をお知らせします。
運動公園を借り切って実施します。
芝生の上で思いっきり、プローンやmgチェンジが可能です!
【日時】
2009年 8月22日(土)
受付 09:00 開始 10:00(予定)
【参加費】
¥4,600
会場代 標的 マニュアルの印刷代 保険費用 等
※キャンプ宿泊可能
キャンプ希望の方は、別途¥400必要となります。
水道・水洗トイレ有
【定員】
20名 最低実施人数 5名
【内容】
○安全管理規則の徹底
○10mゼロイン
○基本的な射撃姿勢
○各種フォームの説明とその使用法及び実射
・ストレートダウン
・ローレディー
・スタンディング
・ニーリング
・ダブルニー
・プローン
○Mgチェンジ トレーニング
○プライマリースイッチ
ライフルからハンドガンへのスイッチ
○フォームスイッチトレーニング
スタンディングからニーリングニーリングからプローン
○複数の標的に対する射撃
○ターン&シュート
○シューティングオンムーブ
○スクエアムービング
コーンで示した3m四方のラインを移動しながら射撃
○バリケードシューティング
バリケードからの射撃と 露出状況のチェック
○各種ドリルワーク
【必要な物】
・プライマリーウェポン M4系推奨
・予備マガジン×2本以上(リアルカウントの場合4本以上)
・BB弾 2000発以上
・バッテリー(予備も必要)
・ゴーグル(目を保護する物)
・スリング スイッチに支障のない物
・セカンダリーウェポン
・予備マガジン×2本以上
・ベルトないしレッグホルスター
・ガス
・汚れてもいい服装(PMCスタイル 推奨)
・マガジンや装備を保持できるリグ
・ベースボールキャップ
・フットウェア
・グローブ(推奨)
・2L以上の水分及び飲料(ハイドレーション 推奨)
・工具ないし予備の銃
・偏見のない心(One Open Mind)(お約束)
こちらも参考にどうぞw
※いちばん近いコンビニ及びスーパーまで30分かかります。
食事や飲み物はご持参下さい。
]]>
備え
柏木@中の人
2009-06-26T09:33:00+09:00
-
持ち出し品リスト
https://tsn.militaryblog.jp/e73265.html
はい、落ち着いてきたので更新再開です。
「備え」のシリーズも、今回から新展開に入ります。
キットの構成要素も、マンネリ気味ですので、新シリーズとして
来る日への備えを、書いていこうと思います。
常備と違い十分な訓練や充実した装備(一部を除くw)が
支給されるとは、お世辞にも言い難い予備は、
万一、呼集があった場合その装備は、死活問題になりかねません。
そう考えると、自分の装備は自分で揃えて、来る日に備える事が必要でしょう。
なに、予備が出る頃にゃ、常備はいませんから気にする必要ないでしょw
クレームがでたら、曹長やら准尉の先輩方に出張って頂いて・・・ww
近年、戦闘用の装備や戦術は大きく様変わりしており、順序だって必要な装備を
しっかりと揃えなければなりません。
同時に、いざ任務についてしまえば、あれが足りない これが欲しいは通用しなくなります。
万が一、我々が戦場に出るような事態になった場合、想定される相手は、
工作が得意だったり、在留者の数が桁違いと、
我々の防衛範囲にも、脅威が及ぶ事は、想像に難くありません。
そんな訳で、装備はしっかりと揃えましょう。
私は、チマチマと装備品を買い足して、トレーニングで使用したりして、
スチールラック1個分と、アウトドア用のコンテナ2個に各種装備を保管しています。
また、excelで「装備品」「背嚢入組品」「日用品」に分類して、装備の積載や購入状況を
チェックしています。
このファイルには状況に応じて、必要になる装備を分類できるようにチェックシートとしており
状況に応じて、必要な品目だけを抜き出せるように編集しています。
さて、こんな予備自は恐らく国内に10人居ないかもしれませんwが、参考までに
装備品の中身を披露していこうと思います。
諸般の事情により、装備品の写真は掲載できないかもしれませんが、参考写真や
リンクを随時入れながら、進めて行きますので、よろしくお付き合い下さい。
まずは、戦闘用装具です。
私は、基本的に1stラインに、ボディーアーマーを基本としてナイフ、E&Eキット、IFAK 1stを
中心に各装備を組み立てています。
下記には野戦用リグと、チェストリグが分離してありますが、これには理由があります。
予備自の想定任務としては、主に後方での警備任務が挙げられます。
しかし、その警備地域が都市部とは限らず、山中の浄水場であったり、行政庁舎や避難所である
可能性も十分に想定できます。
その為、どのような任務においても十分にポテンシャルを発揮できる装備をそろえる必要があると
考えています。
それらを考慮して、基本的にアーマーを単体で装着し、野戦用と通常作戦(市街地含む)
チェストリグに装備を分類しています。
明日は、装備の詳細について、書いていきますね・・・・
6/25 1637 記事タイトル及び内容 修正
タクトレ開催します!
【参加方法】
ブログサイドバーのメッセージからお願い致します。
質問等については、記事のコメントにお願いします。
【場所】
秋田県 県南地域
参加希望者様に詳細をお知らせします。
運動公園を借り切って実施します。
芝生の上で思いっきり、プローンやmgチェンジが可能です!
【日時】
2009年 8月22日(土)
受付 09:00 開始 10:00(予定)
【参加費】
¥4,600
会場代 標的 マニュアルの印刷代 保険費用 等
※キャンプ宿泊可能
キャンプ希望の方は、別途¥400必要となります。
水道・水洗トイレ有
【定員】
20名 最低実施人数 5名
【内容】
○安全管理規則の徹底
○10mゼロイン
○基本的な射撃姿勢
○各種フォームの説明とその使用法及び実射
・ストレートダウン
・ローレディー
・スタンディング
・ニーリング
・ダブルニー
・プローン
○Mgチェンジ トレーニング
○プライマリースイッチ
ライフルからハンドガンへのスイッチ
○フォームスイッチトレーニング
スタンディングからニーリングニーリングからプローン
○複数の標的に対する射撃
○ターン&シュート
○シューティングオンムーブ
○スクエアムービング
コーンで示した3m四方のラインを移動しながら射撃
○バリケードシューティング
バリケードからの射撃と 露出状況のチェック
○各種ドリルワーク
【必要な物】
・プライマリーウェポン M4系推奨
・予備マガジン×2本以上(リアルカウントの場合4本以上)
・BB弾 2000発以上
・バッテリー(予備も必要)
・ゴーグル(目を保護する物)
・スリング スイッチに支障のない物
・セカンダリーウェポン
・予備マガジン×2本以上
・ベルトないしレッグホルスター
・ガス
・汚れてもいい服装(PMCスタイル 推奨)
・マガジンや装備を保持できるリグ
・ベースボールキャップ
・フットウェア
・グローブ(推奨)
・2L以上の水分及び飲料(ハイドレーション 推奨)
・工具ないし予備の銃
・偏見のない心(One Open Mind)(お約束)
こちらも参考にどうぞw
※いちばん近いコンビニ及びスーパーまで30分かかります。
食事や飲み物はご持参下さい。
「備え」のシリーズも、今回から新展開に入ります。
キットの構成要素も、マンネリ気味ですので、新シリーズとして
来る日への備えを、書いていこうと思います。
常備と違い十分な訓練や充実した装備(一部を除くw)が
支給されるとは、お世辞にも言い難い予備は、
万一、呼集があった場合その装備は、死活問題になりかねません。
そう考えると、自分の装備は自分で揃えて、来る日に備える事が必要でしょう。
なに、予備が出る頃にゃ、常備はいませんから気にする必要ないでしょw
クレームがでたら、曹長やら准尉の先輩方に出張って頂いて・・・ww
近年、戦闘用の装備や戦術は大きく様変わりしており、順序だって必要な装備を
しっかりと揃えなければなりません。
同時に、いざ任務についてしまえば、あれが足りない これが欲しいは通用しなくなります。
万が一、我々が戦場に出るような事態になった場合、想定される相手は、
工作が得意だったり、在留者の数が桁違いと、
我々の防衛範囲にも、脅威が及ぶ事は、想像に難くありません。
そんな訳で、装備はしっかりと揃えましょう。
私は、チマチマと装備品を買い足して、トレーニングで使用したりして、
スチールラック1個分と、アウトドア用のコンテナ2個に各種装備を保管しています。
また、excelで「装備品」「背嚢入組品」「日用品」に分類して、装備の積載や購入状況を
チェックしています。
このファイルには状況に応じて、必要になる装備を分類できるようにチェックシートとしており
状況に応じて、必要な品目だけを抜き出せるように編集しています。
さて、こんな予備自は恐らく国内に10人居ないかもしれませんwが、参考までに
装備品の中身を披露していこうと思います。
諸般の事情により、装備品の写真は掲載できないかもしれませんが、参考写真や
リンクを随時入れながら、進めて行きますので、よろしくお付き合い下さい。
まずは、戦闘用装具です。
私は、基本的に1stラインに、ボディーアーマーを基本としてナイフ、E&Eキット、IFAK 1stを
中心に各装備を組み立てています。
下記には野戦用リグと、チェストリグが分離してありますが、これには理由があります。
予備自の想定任務としては、主に後方での警備任務が挙げられます。
しかし、その警備地域が都市部とは限らず、山中の浄水場であったり、行政庁舎や避難所である
可能性も十分に想定できます。
その為、どのような任務においても十分にポテンシャルを発揮できる装備をそろえる必要があると
考えています。
それらを考慮して、基本的にアーマーを単体で装着し、野戦用と通常作戦(市街地含む)
チェストリグに装備を分類しています。
明日は、装備の詳細について、書いていきますね・・・・
6/25 1637 記事タイトル及び内容 修正
タクトレ開催します!
【参加方法】
ブログサイドバーのメッセージからお願い致します。
質問等については、記事のコメントにお願いします。
【場所】
秋田県 県南地域
参加希望者様に詳細をお知らせします。
運動公園を借り切って実施します。
芝生の上で思いっきり、プローンやmgチェンジが可能です!
【日時】
2009年 8月22日(土)
受付 09:00 開始 10:00(予定)
【参加費】
¥4,600
会場代 標的 マニュアルの印刷代 保険費用 等
※キャンプ宿泊可能
キャンプ希望の方は、別途¥400必要となります。
水道・水洗トイレ有
【定員】
20名 最低実施人数 5名
【内容】
○安全管理規則の徹底
○10mゼロイン
○基本的な射撃姿勢
○各種フォームの説明とその使用法及び実射
・ストレートダウン
・ローレディー
・スタンディング
・ニーリング
・ダブルニー
・プローン
○Mgチェンジ トレーニング
○プライマリースイッチ
ライフルからハンドガンへのスイッチ
○フォームスイッチトレーニング
スタンディングからニーリングニーリングからプローン
○複数の標的に対する射撃
○ターン&シュート
○シューティングオンムーブ
○スクエアムービング
コーンで示した3m四方のラインを移動しながら射撃
○バリケードシューティング
バリケードからの射撃と 露出状況のチェック
○各種ドリルワーク
【必要な物】
・プライマリーウェポン M4系推奨
・予備マガジン×2本以上(リアルカウントの場合4本以上)
・BB弾 2000発以上
・バッテリー(予備も必要)
・ゴーグル(目を保護する物)
・スリング スイッチに支障のない物
・セカンダリーウェポン
・予備マガジン×2本以上
・ベルトないしレッグホルスター
・ガス
・汚れてもいい服装(PMCスタイル 推奨)
・マガジンや装備を保持できるリグ
・ベースボールキャップ
・フットウェア
・グローブ(推奨)
・2L以上の水分及び飲料(ハイドレーション 推奨)
・工具ないし予備の銃
・偏見のない心(One Open Mind)(お約束)
こちらも参考にどうぞw
※いちばん近いコンビニ及びスーパーまで30分かかります。
食事や飲み物はご持参下さい。
]]>
備え
柏木@中の人
2009-06-25T09:36:00+09:00
-
キットの構成要素~信号
https://tsn.militaryblog.jp/e72138.html
さて、「備え」のサバイバルキットネタも、残す所後2回となりました。
今回は、通信手段について書きたいと思います。
(Photos by 愛知県防災航空隊)
サバイバル状況であったりE&Eであれ、救助チームや友軍に向けて
何らかのシグナルを送って、発見率を向上させる必要があり
積極的な信号の発信が、生存率の大きな向上に繋がります。
毎年、多くの方が山菜取りで遭難・事故死をしていますが
こうした状況でも通信手段や何らかの信号があれば、助かっただろう。
と言う事例には事欠きません。
やはり早期に発見される努力は、サバイバル状況において重要な要素になります。
信号には、幾つか種類があり、大別すると
光・音・色・煙・信号・記号が考えられます。
光は、太陽光を反射したりライトの点滅発光
音は、声を発したり、ホイッスルを吹く
色は、航空救難色(蛍光オレンジ)を置く
煙は、狼煙を上げる、発炎筒を焚く
信号は、通信機や無線機の使用
記号は、航空識別信号を書いたり、木や石で行き先を示す
などなど、多岐にわたります。
この中で、キットに組み込める装備は、多くありますので
代表的な用品の用途と長短を書きますので、状況によって選択して下さい。
光
シグナルミラー サイリューム ストロボライト
シグナルミラーは、サバイバルキットに含まれる代表的な用品ですね。
長所としては、遠距離まで信号が到達する。
顔色や目視できない身体の異常を鏡越しに確認するなどの使用方法が考えられます。
短所としては、夜間に使用が出来ない事と、曇天時には向かない点が挙げられます。
サイリュームは、安価で100円ショップでも購入でき夜間も使用可能
照明の代用としても使用できます。
短所としては、到達距離が短い事とかさばる事、使い捨てである事が挙げられます。
照明用として割り切るのならば、つり用のケミカルライトが小型で重宝します。
ストロボライトは、救難用として優秀な装備品ですが、電池の消耗がある点と
サイズが比較的大きい点に留意しなければなりません。
音
ホイッスルがあります。
こちらは、専用に設計されたホイッスルを選択しましょう。
中にコルク等が入っている物は、濡れると音が出なくなる場合があるので
注意が必要になります。
色
専用の用品は、あまり見かけませんが、
手芸洋品店で、蛍光色の布を購入してポーチや
ブッシュハットの裏側に縫いこむと、非常時に航空機からの発見率が
高くなります。
これは、デザインを考えていますので、具体化したら発表するかもしれません。
積雪地域では、雪面に合図を描けるように、蛍光色のチョーク粉末を
利用する方法もあります。
煙
燃料があれば、焚火で三角形を作り火を灯す事で、国際救難信号を作る事が可能です。
生木やゴム片を投入する事で、白煙や黒煙を上げる事が可能になります。
缶にキットを入れているのでしたら、底に薄いゴムシートを敷く事で、
消音と信号用の黒煙の発生源として活用するのも良いかもしれません。
信号
専用の通信機や国際救難周波数にセットした無線機や携帯電話がありますが
キットに組み込むには、大きすぎるので割愛しましょう。
記号
記号の主な物としては、国際救難信号のメモを持つ事も非常時に備えて
考える必要があるかと思います。
とりあえず、思いつくままにダラダラと羅列しましたが、重要な事は
キットには、複数の信号手段を持つ事が必要です。
自身の状況にあった品を、考えて適切に組み込むように心がけて下さい。
今回は、通信手段について書きたいと思います。
(Photos by 愛知県防災航空隊)
サバイバル状況であったりE&Eであれ、救助チームや友軍に向けて
何らかのシグナルを送って、発見率を向上させる必要があり
積極的な信号の発信が、生存率の大きな向上に繋がります。
毎年、多くの方が山菜取りで遭難・事故死をしていますが
こうした状況でも通信手段や何らかの信号があれば、助かっただろう。
と言う事例には事欠きません。
やはり早期に発見される努力は、サバイバル状況において重要な要素になります。
信号には、幾つか種類があり、大別すると
光・音・色・煙・信号・記号が考えられます。
光は、太陽光を反射したりライトの点滅発光
音は、声を発したり、ホイッスルを吹く
色は、航空救難色(蛍光オレンジ)を置く
煙は、狼煙を上げる、発炎筒を焚く
信号は、通信機や無線機の使用
記号は、航空識別信号を書いたり、木や石で行き先を示す
などなど、多岐にわたります。
この中で、キットに組み込める装備は、多くありますので
代表的な用品の用途と長短を書きますので、状況によって選択して下さい。
光
シグナルミラー サイリューム ストロボライト
シグナルミラーは、サバイバルキットに含まれる代表的な用品ですね。
長所としては、遠距離まで信号が到達する。
顔色や目視できない身体の異常を鏡越しに確認するなどの使用方法が考えられます。
短所としては、夜間に使用が出来ない事と、曇天時には向かない点が挙げられます。
サイリュームは、安価で100円ショップでも購入でき夜間も使用可能
照明の代用としても使用できます。
短所としては、到達距離が短い事とかさばる事、使い捨てである事が挙げられます。
照明用として割り切るのならば、つり用のケミカルライトが小型で重宝します。
ストロボライトは、救難用として優秀な装備品ですが、電池の消耗がある点と
サイズが比較的大きい点に留意しなければなりません。
音
ホイッスルがあります。
こちらは、専用に設計されたホイッスルを選択しましょう。
中にコルク等が入っている物は、濡れると音が出なくなる場合があるので
注意が必要になります。
色
専用の用品は、あまり見かけませんが、
手芸洋品店で、蛍光色の布を購入してポーチや
ブッシュハットの裏側に縫いこむと、非常時に航空機からの発見率が
高くなります。
これは、デザインを考えていますので、具体化したら発表するかもしれません。
積雪地域では、雪面に合図を描けるように、蛍光色のチョーク粉末を
利用する方法もあります。
煙
燃料があれば、焚火で三角形を作り火を灯す事で、国際救難信号を作る事が可能です。
生木やゴム片を投入する事で、白煙や黒煙を上げる事が可能になります。
缶にキットを入れているのでしたら、底に薄いゴムシートを敷く事で、
消音と信号用の黒煙の発生源として活用するのも良いかもしれません。
信号
専用の通信機や国際救難周波数にセットした無線機や携帯電話がありますが
キットに組み込むには、大きすぎるので割愛しましょう。
記号
記号の主な物としては、国際救難信号のメモを持つ事も非常時に備えて
考える必要があるかと思います。
とりあえず、思いつくままにダラダラと羅列しましたが、重要な事は
キットには、複数の信号手段を持つ事が必要です。
自身の状況にあった品を、考えて適切に組み込むように心がけて下さい。]]>
備え
柏木@中の人
2009-06-18T09:41:00+09:00
-
キットの構成要素~シェルター
https://tsn.militaryblog.jp/e72136.html
はい、、ずいぶん長い事引っ張っている「備え」
シリーズですが、だいぶ佳境に入ってきました。
今回はシェルターについて語りたいと思います。
シェルターワークは、概ねサバイバル活動において、風雨をしのぎ
夜間に休息できる場所を確保する事を示します。
適切な装備があれば、ポンチョやパラコードを使用して
簡単にシェルターを設置できますが、キットのみで野外に放り出された場合
キットの内容物と、自然を利用してシェルターを構築する必要が出てきます。
シェルターワークは、各種のマニュアルに詳しい記載があると思いますので
ザックリ割愛します。
さて、シェルターワークで必要になるキットの内容物ですが、
具体的には、シェルターを構築する材料となりえる物
そして、材料を調達する道具に分類されます。
最初にシェルターの材料となりえる物ですが、シェルターワークは
実際の建築と同じように壁材・柱で構築されますので(一部例外もありますが)
これらに準じる物が必要になります。
例えるなら、3m~5m前後のパラコード
これは支柱や材料を支える役割等、多目的に使用できるので
キットに余裕があれば、組み込みたい物品のひとつです。
次に、これは私のキットの中に組み込んでいる用品ですが、
自転車用のビニールカバーになります。
今は、生産終了となっているようですが、オレンジ色のチューブテント
が存在していましたが、その代替となる品です。
余談ですが、チューブテントを実際に試した際、悲惨な状況になりました。
チューブテントの性能試験を実施する為に、1泊の予定で山に行ったのですが、
低気圧の接近で山は夜から大雨になりました。
標高の高いブナ林で、雷雨に襲われるとかなりの恐怖を感じますね(笑)
通常のテントなら、どうと言う事のない雨量だったのですが、
チューブテントは、雨がコードを伝わり、さらに風で雨が吹き込みテント内は洪水
風上を完全にダクトテープで封鎖して事なきを得ましたが、散々な目にあいました。
一晩、雨具を着て、テント内で胡坐をして夜明けまで過ごしていました。
まあ、里に下りる道すがら、濁流で丸木橋が冠水してたりと、別の意味で悲惨な目に
遭った山行でもあります。
話を戻しましょう(笑)
自転車用カバーは、簡易シェルターとして、トップ部分にパラコを通せば、応急のシェルターに
応用できます。
チューブテントと違い、オープン部分が少ないので、風雨の侵入は床からだけになりますが
これは、溝を掘ったりグランドシートの使用で、簡単に防ぐことが可能になります。
また、シェルター以外にも水を汲む、ポンチョの代用、ソーラースティールの蒸留装置等
数々応用が利く品です。
ただし、シェルターとして使用する場合は、火に弱いので
焚き火との併用は、十分に注意する必要があります。
次に、材料の調達に使用する道具ですが、これは枝の切り出しや
カットに使用されるのこぎりですがメインになります。
サバイバルキットで代表的なワイヤーソーは、
取り扱いと保管に注意が必要になります。
ちょっとしたテンションの具合や、負荷が掛かると折れる場合がありますし
錆びに弱いので、オイルを塗布してキットに入れる必要があります。
個人的には、これまで2本折っているので、キットには組み込んでいません。
皆様は、一度購入してからテストしてそれからキットに組み込んで下さいね。
私は、ファイヤースターターとセットにして、カッター式ののこぎりの替え刃を
キットに組み込んであり、あまり大型の物は切れませんが、金属にも対応しているので
こちらをメインにしてあります。
次に保温が大切になりますので、エマージェンシーブランケットを組み込むのも
有効な選択肢になります。
衣服の下に巻きつけたり、体を包む、地面に敷く等多目的に使用でき、コンパクトで
キットにぜひ入れたい装備になります。
冬に、眠れない程シュラフの中が冷えている場合も、併用する事で快適に眠れるほど
保温性能は優れています。
ただし、単体での保温性は空気を留めておく事が出来ないので、保温効果が実感できない
場合がありますので注意が必要です。
また、負傷者の救護・保温を目的としてFAKに入れている場合もあり、
重複する場合は、どちらかに必ず備えておきたい装備になります。
シェルター構築に関しては、1stラインにナイフが常備してあれば、事足りるので
あまり書くことがないなぁ(汗
シリーズですが、だいぶ佳境に入ってきました。
今回はシェルターについて語りたいと思います。
シェルターワークは、概ねサバイバル活動において、風雨をしのぎ
夜間に休息できる場所を確保する事を示します。
適切な装備があれば、ポンチョやパラコードを使用して
簡単にシェルターを設置できますが、キットのみで野外に放り出された場合
キットの内容物と、自然を利用してシェルターを構築する必要が出てきます。
シェルターワークは、各種のマニュアルに詳しい記載があると思いますので
ザックリ割愛します。
さて、シェルターワークで必要になるキットの内容物ですが、
具体的には、シェルターを構築する材料となりえる物
そして、材料を調達する道具に分類されます。
最初にシェルターの材料となりえる物ですが、シェルターワークは
実際の建築と同じように壁材・柱で構築されますので(一部例外もありますが)
これらに準じる物が必要になります。
例えるなら、3m~5m前後のパラコード
これは支柱や材料を支える役割等、多目的に使用できるので
キットに余裕があれば、組み込みたい物品のひとつです。
次に、これは私のキットの中に組み込んでいる用品ですが、
自転車用のビニールカバーになります。
今は、生産終了となっているようですが、オレンジ色のチューブテント
が存在していましたが、その代替となる品です。
余談ですが、チューブテントを実際に試した際、悲惨な状況になりました。
チューブテントの性能試験を実施する為に、1泊の予定で山に行ったのですが、
低気圧の接近で山は夜から大雨になりました。
標高の高いブナ林で、雷雨に襲われるとかなりの恐怖を感じますね(笑)
通常のテントなら、どうと言う事のない雨量だったのですが、
チューブテントは、雨がコードを伝わり、さらに風で雨が吹き込みテント内は洪水
風上を完全にダクトテープで封鎖して事なきを得ましたが、散々な目にあいました。
一晩、雨具を着て、テント内で胡坐をして夜明けまで過ごしていました。
まあ、里に下りる道すがら、濁流で丸木橋が冠水してたりと、別の意味で悲惨な目に
遭った山行でもあります。
話を戻しましょう(笑)
自転車用カバーは、簡易シェルターとして、トップ部分にパラコを通せば、応急のシェルターに
応用できます。
チューブテントと違い、オープン部分が少ないので、風雨の侵入は床からだけになりますが
これは、溝を掘ったりグランドシートの使用で、簡単に防ぐことが可能になります。
また、シェルター以外にも水を汲む、ポンチョの代用、ソーラースティールの蒸留装置等
数々応用が利く品です。
ただし、シェルターとして使用する場合は、火に弱いので
焚き火との併用は、十分に注意する必要があります。
次に、材料の調達に使用する道具ですが、これは枝の切り出しや
カットに使用されるのこぎりですがメインになります。
サバイバルキットで代表的なワイヤーソーは、
取り扱いと保管に注意が必要になります。
ちょっとしたテンションの具合や、負荷が掛かると折れる場合がありますし
錆びに弱いので、オイルを塗布してキットに入れる必要があります。
個人的には、これまで2本折っているので、キットには組み込んでいません。
皆様は、一度購入してからテストしてそれからキットに組み込んで下さいね。
私は、ファイヤースターターとセットにして、カッター式ののこぎりの替え刃を
キットに組み込んであり、あまり大型の物は切れませんが、金属にも対応しているので
こちらをメインにしてあります。
次に保温が大切になりますので、エマージェンシーブランケットを組み込むのも
有効な選択肢になります。
衣服の下に巻きつけたり、体を包む、地面に敷く等多目的に使用でき、コンパクトで
キットにぜひ入れたい装備になります。
冬に、眠れない程シュラフの中が冷えている場合も、併用する事で快適に眠れるほど
保温性能は優れています。
ただし、単体での保温性は空気を留めておく事が出来ないので、保温効果が実感できない
場合がありますので注意が必要です。
また、負傷者の救護・保温を目的としてFAKに入れている場合もあり、
重複する場合は、どちらかに必ず備えておきたい装備になります。
シェルター構築に関しては、1stラインにナイフが常備してあれば、事足りるので
あまり書くことがないなぁ(汗
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備え
柏木@中の人
2009-06-17T09:40:00+09:00
-
キットの構成要素~食料
https://tsn.militaryblog.jp/e71958.html
今回は、食料に関するキットの構成要素です。
シマウマは、生で食べたくないですねぇ
(Photos by Discovery Channel)
人間は、前の記事にも書きましたが、食料なしで3週間は持つと言われています。
しかしこれは、生存が可能と言うだけで
サバイバル状況下での行動が可能な日数ではありません。
体力があれば超えられる、崖や地形等を前にして空腹や体力不足から
絶望に襲われてしまえば、生存の可能性は極端に低下するでしょう。
やはり、野外で行動しながら危険地帯を離脱したり移動を行う必要があるのならば、
絶食状態では、活動強度にもよりますが5日程度が限界ではないでしょうか?
そう考えると、野外で食料を調達するないし、食料自体をキットに組み込む必要も考慮するべきでしょう。
この際に、考えられるのは想定されるフィールドで食料の調達が可能かどうか?
そして食料調達に必要なカロリーと、
調達した食料で得られるカロリーの
バランスを考えなければいけません。
1日を費やして、狩りに出かけ得られた獲物が小鳥1匹では、体力の消耗を早めるだけです。
そうした事を考えて、コスト(消費カロリー)をかけずに得られる可能性の高い獲物に
焦点を絞って、食料調達用の道具を組み込みましょう。
また、野生動物を調達する場合は、
その潜在的な危険性を十分に理解しなければいけません。
いのししや熊と言った大型動物は簡単に人命を奪いますし、小型動物でも爪や牙を持っており
衛生的とは言えない環境では、簡単に化膿や感染症を引き起こします。
爬虫類や虫、植物も毒性を持つ種類が多く存在するので、
事前の調査と十分な訓練が必要になります。
一般的には、植物→爬虫類→魚類→動物と
捕食の困難な順位がありますので、これらを見極めて食料を確保します。
キットの内容物として、食料調達用具を組み込む場合は、釣具や罠線が考えられます。
さらに、活動フィールドでの危険動物や食用可能な動植物のイラストを
組み込むのも良いかも知れません。
次に、キットに直接食料を組み込む場合です。
これは短期に必要なカロリーを直接取り込む物と、
調味料としたり必要な栄養素を補給する目的で組み込む物に分類されます。
まずは直接のカロリー摂取ですが、コンパクトでカロリーに優れる物をチョイスするべきでしょう。
エナジーバーと言った高カロリー食品やカーボショッツが考えられ、
市販品の中からチョイスすると良いでしょう。
自衛隊では、携行糧食についてくる乾パンのスプレッドなどは、有効なカロリー補充元です。
さらに必要な栄養素やミネラルの補充になります。
炎天下や自然環境で行動すると、特定のビタミンが欠乏したり
特に塩分やミネラルが不足する場合があります。
これらの補充に、岩塩や固形のハチミツをキットに組み込むと良いでしょう。
岩塩は、発汗状態でのナトリウムやミネラルの補充に有効ですし、
調味料として用いる事も可能になります。
固形のハチミツは保存も利き、カロリーや栄養の補充元として非常に有効です。
海豹の隊員などは、各種のサプリと同時に日常から、
ハチミツの摂取を推奨しており、出展を忘れましたが
パニック状態の回避に必要な栄養素を含んでいるとの話もあります。
キットに余裕があるならば、各種サプリメント(マルチビタミン)を入れる事も有効でしょう。
但し、これらの食品等は品質保持期限や劣化が起こるので、マメにチェックしなければなりません。
【注意】
日本国内においては各種法律により罠などでの狩猟は許可が必要になります。
上記を十分にご理解のうえ、お読み下さい。
食料に関するキットの構成要素です。
シマウマは、生で食べたくないですねぇ
(Photos by Discovery Channel)
人間は、前の記事にも書きましたが、食料なしで3週間は持つと言われています。
しかしこれは、生存が可能と言うだけで
サバイバル状況下での行動が可能な日数ではありません。
体力があれば超えられる、崖や地形等を前にして空腹や体力不足から
絶望に襲われてしまえば、生存の可能性は極端に低下するでしょう。
やはり、野外で行動しながら危険地帯を離脱したり移動を行う必要があるのならば、
絶食状態では、活動強度にもよりますが5日程度が限界ではないでしょうか?
そう考えると、野外で食料を調達するないし、食料自体をキットに組み込む必要も考慮するべきでしょう。
この際に、考えられるのは想定されるフィールドで食料の調達が可能かどうか?
そして食料調達に必要なカロリーと、
調達した食料で得られるカロリーの
バランスを考えなければいけません。
1日を費やして、狩りに出かけ得られた獲物が小鳥1匹では、体力の消耗を早めるだけです。
そうした事を考えて、コスト(消費カロリー)をかけずに得られる可能性の高い獲物に
焦点を絞って、食料調達用の道具を組み込みましょう。
また、野生動物を調達する場合は、
その潜在的な危険性を十分に理解しなければいけません。
いのししや熊と言った大型動物は簡単に人命を奪いますし、小型動物でも爪や牙を持っており
衛生的とは言えない環境では、簡単に化膿や感染症を引き起こします。
爬虫類や虫、植物も毒性を持つ種類が多く存在するので、
事前の調査と十分な訓練が必要になります。
一般的には、植物→爬虫類→魚類→動物と
捕食の困難な順位がありますので、これらを見極めて食料を確保します。
キットの内容物として、食料調達用具を組み込む場合は、釣具や罠線が考えられます。
さらに、活動フィールドでの危険動物や食用可能な動植物のイラストを
組み込むのも良いかも知れません。
次に、キットに直接食料を組み込む場合です。
これは短期に必要なカロリーを直接取り込む物と、
調味料としたり必要な栄養素を補給する目的で組み込む物に分類されます。
まずは直接のカロリー摂取ですが、コンパクトでカロリーに優れる物をチョイスするべきでしょう。
エナジーバーと言った高カロリー食品やカーボショッツが考えられ、
市販品の中からチョイスすると良いでしょう。
自衛隊では、携行糧食についてくる乾パンのスプレッドなどは、有効なカロリー補充元です。
さらに必要な栄養素やミネラルの補充になります。
炎天下や自然環境で行動すると、特定のビタミンが欠乏したり
特に塩分やミネラルが不足する場合があります。
これらの補充に、岩塩や固形のハチミツをキットに組み込むと良いでしょう。
岩塩は、発汗状態でのナトリウムやミネラルの補充に有効ですし、
調味料として用いる事も可能になります。
固形のハチミツは保存も利き、カロリーや栄養の補充元として非常に有効です。
海豹の隊員などは、各種のサプリと同時に日常から、
ハチミツの摂取を推奨しており、出展を忘れましたが
パニック状態の回避に必要な栄養素を含んでいるとの話もあります。
キットに余裕があるならば、各種サプリメント(マルチビタミン)を入れる事も有効でしょう。
但し、これらの食品等は品質保持期限や劣化が起こるので、マメにチェックしなければなりません。
【注意】
日本国内においては各種法律により罠などでの狩猟は許可が必要になります。
上記を十分にご理解のうえ、お読み下さい。
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備え
柏木@中の人
2009-06-16T09:41:00+09:00
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キットの構成要素~水
https://tsn.militaryblog.jp/e71478.html
「備え」のシリーズが、これだけ続くとは思ってませんでした。
暫く、ネタには困らなくてすみそうです(笑)
さて、今回は構成要素の重要要素である、
水について書きたいと思います。
へ? 金なくて水だけでしのいでる?
知らんがな(笑)
この、冒頭のネタも定番化してきたなぁw
話を戻しましょう。
水は、人間が生きる上で欠かすことの出来ない大切な要素です。
人間の体は7割が水分で出来ており、1日平均2Lの水を必要とします。
サバイバル業界で有名な言葉で
「空気なし3分 水なし3日 食料なし3週間」と言う言葉があります。
確か、アンディマクナブの著書だったかなぁ?
その通り、気温や行動の状況にもよりますが、やはり水は欠かすことの出来ない要素です。
日本国内では、殆ど水に困る心配はありませんが、幾つか注意が必要です。
病原菌や寄生虫に関する注意です。
北海道であれば、有名なエキノコックス(最近は宿主の南下で、活動域が広がっています)
その他、水を媒介とした線虫やアメーバに注意が必要です。
湧き水や清流など流れがあり、飲用に適した水であれば、問題ありません。
ただし採水地の上流に、動物の死骸や集落が無いか、確認が必要ですが・・・
しかし、非常時には水溜りや池・沼等の水でも水分であれば飲まなければなりません。
そういった際に、必要となるのは浄水剤です。
最近は色々な種類の浄水剤が出回っていますが、これらの薬剤には耐用年数が設定されているので
マメにチェックしなければなりません。
また、ボトルのサイズが大きい場合があり、小分けして詰め替えをすると、
薬剤の効能が薄くなったり、汚染の心配がありますので注意が必要です。
タブレットタイプの浄水剤が場所も取らずに、有効ですが国内ではあまり見かけませんね。
状況によっては、イソジンも浄水に利用できます。
浄水器も、地域や状況によっては考慮に値するかもしれません。
特に国外で活動する場合は、化学汚染には効果を発揮しませんが、ウィルス等を
浄化してくれるので、重宝するかもしれません。
次に必要になるのは、水の運搬手段です。
よく市販のサバイバルキットにはコンドームが入っていますが、
水の運搬にとてもよい容器となります。
350ml程度であれば問題なく運搬でき、それに靴下をかぶせて
応急の水筒にする事も可能です。
コンドームはその他にも、釣りの際に疑似餌を作成したり、伸縮性を利用して
パチンコや止血に利用可能になります。
また、ポリ袋やチャックつきのビニールをキットに入れておくと、有効な水の保存容器になり得ますので
ひとつは備えてもよいかもしれません。
日本や東南アジアでは竹も有効な容器や調理器具として活用可能ですが
今回の趣旨とは外れるので割愛しましょう。
さらに、水のパック自体をサバイバルキットに加える場合もあります。
砂漠地帯や水の乏しい地域に赴く場合は選択肢の一つになりえます。
日本でも長期保存水として防災用の水が販売されていますが、
その殆どが、ペットボトルや缶入りのため、用途に適さない場合があります。
今の所、考えられる選択肢は米沿岸警備隊で採用されている
水のパックが一番有効かもしれません。
こうしたパックをキットに組み込む場合、ダクトテープやハードケースを使用して
内部で破裂しないように処置が必要になりますので、注意して下さい。
暫く、ネタには困らなくてすみそうです(笑)
さて、今回は構成要素の重要要素である、
水について書きたいと思います。
へ? 金なくて水だけでしのいでる?
知らんがな(笑)
この、冒頭のネタも定番化してきたなぁw
話を戻しましょう。
水は、人間が生きる上で欠かすことの出来ない大切な要素です。
人間の体は7割が水分で出来ており、1日平均2Lの水を必要とします。
サバイバル業界で有名な言葉で
「空気なし3分 水なし3日 食料なし3週間」と言う言葉があります。
確か、アンディマクナブの著書だったかなぁ?
その通り、気温や行動の状況にもよりますが、やはり水は欠かすことの出来ない要素です。
日本国内では、殆ど水に困る心配はありませんが、幾つか注意が必要です。
病原菌や寄生虫に関する注意です。
北海道であれば、有名なエキノコックス(最近は宿主の南下で、活動域が広がっています)
その他、水を媒介とした線虫やアメーバに注意が必要です。
湧き水や清流など流れがあり、飲用に適した水であれば、問題ありません。
ただし採水地の上流に、動物の死骸や集落が無いか、確認が必要ですが・・・
しかし、非常時には水溜りや池・沼等の水でも水分であれば飲まなければなりません。
そういった際に、必要となるのは浄水剤です。
最近は色々な種類の浄水剤が出回っていますが、これらの薬剤には耐用年数が設定されているので
マメにチェックしなければなりません。
また、ボトルのサイズが大きい場合があり、小分けして詰め替えをすると、
薬剤の効能が薄くなったり、汚染の心配がありますので注意が必要です。
タブレットタイプの浄水剤が場所も取らずに、有効ですが国内ではあまり見かけませんね。
状況によっては、イソジンも浄水に利用できます。
浄水器も、地域や状況によっては考慮に値するかもしれません。
特に国外で活動する場合は、化学汚染には効果を発揮しませんが、ウィルス等を
浄化してくれるので、重宝するかもしれません。
次に必要になるのは、水の運搬手段です。
よく市販のサバイバルキットにはコンドームが入っていますが、
水の運搬にとてもよい容器となります。
350ml程度であれば問題なく運搬でき、それに靴下をかぶせて
応急の水筒にする事も可能です。
コンドームはその他にも、釣りの際に疑似餌を作成したり、伸縮性を利用して
パチンコや止血に利用可能になります。
また、ポリ袋やチャックつきのビニールをキットに入れておくと、有効な水の保存容器になり得ますので
ひとつは備えてもよいかもしれません。
日本や東南アジアでは竹も有効な容器や調理器具として活用可能ですが
今回の趣旨とは外れるので割愛しましょう。
さらに、水のパック自体をサバイバルキットに加える場合もあります。
砂漠地帯や水の乏しい地域に赴く場合は選択肢の一つになりえます。
日本でも長期保存水として防災用の水が販売されていますが、
その殆どが、ペットボトルや缶入りのため、用途に適さない場合があります。
今の所、考えられる選択肢は米沿岸警備隊で採用されている
水のパックが一番有効かもしれません。
こうしたパックをキットに組み込む場合、ダクトテープやハードケースを使用して
内部で破裂しないように処置が必要になりますので、注意して下さい。
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備え
柏木@中の人
2009-06-13T09:41:00+09:00
-
キットの構成要素~火
https://tsn.militaryblog.jp/e71333.html
さて、アウターケースについては、皆様 自身のTPOやSOPに従って
柔軟に選択して下さい。
本日は、キットの構成要素で重要な火について、お話をしたいと思います。
ん?財布の中が火の車?
だから、そんな事知らんって(笑)
人間は太古から火と石器(刃物)を手に入れたことにより、
外敵から身を守り、文明を発展させたと言われるほど、
人間とはつながりが深く、サバイバルには必要不可欠な存在です。
(Photos by Discovery Channel)
実際に火は、暖を取り 食料を加工し 信号や合図、外敵から身を守る等
その用途は数知れません。
火を自在にコントロール出来れば、不快な状況を強いられるサバイバル状況でも
安らぎを得る心理的な効果もあり、生きると言う原動力につながる貴重なパートナーとなります。
今でこそ、マッチやライター一つで簡単に火を熾す事が可能ですが、
サバイバル状況では、ずぶ濡れであったり着火が困難であるなど、
火おこしに苦労する場面に良く遭遇します。
濡れて使い物にならなくなったライターを恨めしげに見つめた経験は、
野外で活動した事がある人間なら、一度や二度はあるでしょう。
もし、あなたがサバイバルキットのみでフィールドに放り出されたならば、
着火系のギアは、複数の選択肢を入れておくことを、強く推奨します。
なぜなら、普段から火起こしや焚き火等に馴染んでいる人間でなければ、
焚火の着火やコントロールに手間取る事が予想されるからです。
例えるなら、キットの中にブックマッチやライターを入れていたとしましょう。
突然の雨や落水で、体が凍えて早急に暖を取る必要があるとします。
そんな場合に、かじかむ手でマッチを擦って焚き火に点火しようと
努力しますがマッチが湿気って着火できなかったとすれば、
あなたの生存の確率は、大きく低下するでしょう。
そんな事態を避けるためにも、着火系は複数の手段を用意する必要があります。
フリントやファイヤースターターを装備していれば、主力の着火手段を失っても
着火できる可能性が格段に向上します。
さらにフィールドでは、燃料となる薪や枝には事欠きませんが、
意外にも乾いた火口となる繊維質を探す労力に悩まされる場合があります。
そんな場合でも、キットの中に緩衝材としてコットンボールや麻紐を入れておくと
良い火口として利用可能です。
私のキットにも複数の着火系のアイテムが組み込んであります。
・100円ライター、ガムテープ巻き
・防水マッチ5本
・マグネシウムファイヤースターター
さて、先ほどからファイヤースターターやフリントに関する話を書いていますが、
これらの話に関しては、私があれこれ書くより、
専門家の方の記事を参考にすると良いかと思います。
FIELD モノMANIAC の管理人でいらっしゃるrwalkerさんは、
この分野では、一家言あり、経験も非常に豊富です。
こちらのフリントの記事1 2を参照されると、着火系のツールに関しては
かなりの知識を得る事が出来るでしょう。
それから、もう一度だけ念を押しておきますが・・・
ツールは自分で選択して、使用して、
その使用方法を習得してから
キットに組み込んで下さいね。
初の実践で、着火できなかった場合、それは道具のせいではなく
あなたの能力のせいかもしれませんからね・・・
柔軟に選択して下さい。
本日は、キットの構成要素で重要な火について、お話をしたいと思います。
ん?財布の中が火の車?
だから、そんな事知らんって(笑)
人間は太古から火と石器(刃物)を手に入れたことにより、
外敵から身を守り、文明を発展させたと言われるほど、
人間とはつながりが深く、サバイバルには必要不可欠な存在です。
(Photos by Discovery Channel)
実際に火は、暖を取り 食料を加工し 信号や合図、外敵から身を守る等
その用途は数知れません。
火を自在にコントロール出来れば、不快な状況を強いられるサバイバル状況でも
安らぎを得る心理的な効果もあり、生きると言う原動力につながる貴重なパートナーとなります。
今でこそ、マッチやライター一つで簡単に火を熾す事が可能ですが、
サバイバル状況では、ずぶ濡れであったり着火が困難であるなど、
火おこしに苦労する場面に良く遭遇します。
濡れて使い物にならなくなったライターを恨めしげに見つめた経験は、
野外で活動した事がある人間なら、一度や二度はあるでしょう。
もし、あなたがサバイバルキットのみでフィールドに放り出されたならば、
着火系のギアは、複数の選択肢を入れておくことを、強く推奨します。
なぜなら、普段から火起こしや焚き火等に馴染んでいる人間でなければ、
焚火の着火やコントロールに手間取る事が予想されるからです。
例えるなら、キットの中にブックマッチやライターを入れていたとしましょう。
突然の雨や落水で、体が凍えて早急に暖を取る必要があるとします。
そんな場合に、かじかむ手でマッチを擦って焚き火に点火しようと
努力しますがマッチが湿気って着火できなかったとすれば、
あなたの生存の確率は、大きく低下するでしょう。
そんな事態を避けるためにも、着火系は複数の手段を用意する必要があります。
フリントやファイヤースターターを装備していれば、主力の着火手段を失っても
着火できる可能性が格段に向上します。
さらにフィールドでは、燃料となる薪や枝には事欠きませんが、
意外にも乾いた火口となる繊維質を探す労力に悩まされる場合があります。
そんな場合でも、キットの中に緩衝材としてコットンボールや麻紐を入れておくと
良い火口として利用可能です。
私のキットにも複数の着火系のアイテムが組み込んであります。
・100円ライター、ガムテープ巻き
・防水マッチ5本
・マグネシウムファイヤースターター
さて、先ほどからファイヤースターターやフリントに関する話を書いていますが、
これらの話に関しては、私があれこれ書くより、
専門家の方の記事を参考にすると良いかと思います。
FIELD モノMANIAC の管理人でいらっしゃるrwalkerさんは、
この分野では、一家言あり、経験も非常に豊富です。
こちらのフリントの記事1 2を参照されると、着火系のツールに関しては
かなりの知識を得る事が出来るでしょう。
それから、もう一度だけ念を押しておきますが・・・
ツールは自分で選択して、使用して、
その使用方法を習得してから
キットに組み込んで下さいね。
初の実践で、着火できなかった場合、それは道具のせいではなく
あなたの能力のせいかもしれませんからね・・・
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備え
柏木@中の人
2009-06-12T09:37:00+09:00
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備え~サバイバルキットのアウターケース
https://tsn.militaryblog.jp/e71190.html
昨日お話したとおり、今回はサバイバルキットの中身について、お話をしたいと思います。
昨日の記事で書いたとおり、サバイバルキットにはその状況や期間によって
変わってくるので、代表的な用品の紹介やキットを組む際の注意点について
ダラダラきます。
ん?財布の中がサバイバル?・・・
知らんがな(笑)
さて、肝心の財布・・・じゃなかった、キットの中身ですが
昨日の記事では、構成要素に火・水・食料・シェルター・信号・救急
の各要素があると書きました。
これらを状況や、環境に応じて内容を増減して、オリジナルのキットを組むとお話しましたね。
それでは、構成要素別に見ていきましょう。
しかし、その前にアウターケースに関して、お話をしなければなりません。
各装備をまとめて携行する為の必需品で、幾つか方法があります。
まずは、有名なメスチンやタバコケースです。
SASのサバイバルマニュアルで有名になった、メスチンやタバコケースで
金属製の小さな調理器具にサバイバルツールを詰め込む方式で
湿気や衝撃からキットの内容物を守る働きがあり、それ自体が
調理器具として使用できたり、信号用品の代わりを務める優秀なケースです。
しかし、幾つか欠点もあり一長一短である事は否めません。
金属ケースは音を発すると言う事と、硬いので携行に不便である事が挙げられます。
もし、メスチンやタバコケースにサバイバルキットを詰めて、携行する場合
その保管場所は、1stライン上に位置しなければならないので、BDUのカーゴポケットや
ベルト上に存在する事になり、携行場所に難があります。
まさか、手に持って移動するわけには行きませんから、携行方法に工夫が必要です。
同時に、金属ケースである為に、装備と干渉した場合に音が発生すると言う事です。
これでは戦場やE&Eシチュエーションでは、致命的な欠陥になりえます。
内部の内容物は、テープで処置したり、隙間にコットンボールを詰める事で、
解消できますが、非常時にキットを使用すれば、隙間が出来る事になり
根本的な解決にはなりません。
次は、ユーリティーポーチです。
こちらは音は発生しませんが、ベルトや装備品に取り付けて使用するため
装備との干渉を防ぎ、非常時に持ち出しやすい形状になります。
ただし、アウターケースには防水性が乏しいので、内容物に防水の処置をする必要があります。
最後は、最近のトレンドですが小型のウェストポーチにキットを詰める方式です。
特殊部隊の隊員(海豹だったかな?)出典忘れました
海外の掲示板で検索すれば、これらのキットに関する情報が多く出てきますが、
この方法は、今の所一番ベターな方法かもしれません。
この方式であれば、装備の下に小さいウェストポーチをつけるので、さほど干渉
については心配する必要が少ないですし、必要の無い場合は
そのままバックパックに放り込んだり、着脱も容易です。
ただし、ユーリティーポーチと同じく、防水性に関しては、乏しいので
内容物に防水の処置を施す必要があります。
これは余談になりますが、以前とある外人さんの家にお邪魔した事があるのですが、
その際に、彼の装備を見せてもらう機会に恵まれまして、彼もウェストポーチに
キットを詰めていて、内側に折りたたんだ航空識別マーカーを縫いこんでいました。
彼は、ジャンクボックスと呼んでいましたが、机の引き出しにキットの構成品を
詰め込んで、状況によって使い分けると言っていました。
写真も無く、5年も前の話なので、記憶があいまいですが流石に本職は違うな~と
感心したのを覚えています。
話を戻しましょう。
次に、具体的な内容物の話になりますが、容量や重量が限られるキットでは、
単一の用途だけで使用される用品は、避けなければなりません。
複数の使い道や応用の利く道具を選択しなければ、小さなポーチや
タバコケースはすぐに一杯になってしまいます。
100円ライターを例に話をしてみましょう。
私もキットに100円ライターを入れていますが、ガスタンクの部分にダクトテープを
巻いて、消音と非常時の固定に利用しています。
フリント式のライターであれば、ガスがなくなったとしても、石を削って火口に着火できます。
このように、複数の使用用途がある装備を中心に構成すれば、キットの軽量化が
可能になり、生存の可能性が広がる結果につながります。
このように、キットは自身の創意工夫で用途や応用が可能になってきます。
昨日の記事で書いたとおり、サバイバルキットにはその状況や期間によって
変わってくるので、代表的な用品の紹介やキットを組む際の注意点について
ダラダラきます。
ん?財布の中がサバイバル?・・・
知らんがな(笑)
さて、肝心の財布・・・じゃなかった、キットの中身ですが
昨日の記事では、構成要素に火・水・食料・シェルター・信号・救急
の各要素があると書きました。
これらを状況や、環境に応じて内容を増減して、オリジナルのキットを組むとお話しましたね。
それでは、構成要素別に見ていきましょう。
しかし、その前にアウターケースに関して、お話をしなければなりません。
各装備をまとめて携行する為の必需品で、幾つか方法があります。
まずは、有名なメスチンやタバコケースです。
SASのサバイバルマニュアルで有名になった、メスチンやタバコケースで
金属製の小さな調理器具にサバイバルツールを詰め込む方式で
湿気や衝撃からキットの内容物を守る働きがあり、それ自体が
調理器具として使用できたり、信号用品の代わりを務める優秀なケースです。
しかし、幾つか欠点もあり一長一短である事は否めません。
金属ケースは音を発すると言う事と、硬いので携行に不便である事が挙げられます。
もし、メスチンやタバコケースにサバイバルキットを詰めて、携行する場合
その保管場所は、1stライン上に位置しなければならないので、BDUのカーゴポケットや
ベルト上に存在する事になり、携行場所に難があります。
まさか、手に持って移動するわけには行きませんから、携行方法に工夫が必要です。
同時に、金属ケースである為に、装備と干渉した場合に音が発生すると言う事です。
これでは戦場やE&Eシチュエーションでは、致命的な欠陥になりえます。
内部の内容物は、テープで処置したり、隙間にコットンボールを詰める事で、
解消できますが、非常時にキットを使用すれば、隙間が出来る事になり
根本的な解決にはなりません。
次は、ユーリティーポーチです。
こちらは音は発生しませんが、ベルトや装備品に取り付けて使用するため
装備との干渉を防ぎ、非常時に持ち出しやすい形状になります。
ただし、アウターケースには防水性が乏しいので、内容物に防水の処置をする必要があります。
最後は、最近のトレンドですが小型のウェストポーチにキットを詰める方式です。
特殊部隊の隊員(海豹だったかな?)出典忘れました
海外の掲示板で検索すれば、これらのキットに関する情報が多く出てきますが、
この方法は、今の所一番ベターな方法かもしれません。
この方式であれば、装備の下に小さいウェストポーチをつけるので、さほど干渉
については心配する必要が少ないですし、必要の無い場合は
そのままバックパックに放り込んだり、着脱も容易です。
ただし、ユーリティーポーチと同じく、防水性に関しては、乏しいので
内容物に防水の処置を施す必要があります。
これは余談になりますが、以前とある外人さんの家にお邪魔した事があるのですが、
その際に、彼の装備を見せてもらう機会に恵まれまして、彼もウェストポーチに
キットを詰めていて、内側に折りたたんだ航空識別マーカーを縫いこんでいました。
彼は、ジャンクボックスと呼んでいましたが、机の引き出しにキットの構成品を
詰め込んで、状況によって使い分けると言っていました。
写真も無く、5年も前の話なので、記憶があいまいですが流石に本職は違うな~と
感心したのを覚えています。
話を戻しましょう。
次に、具体的な内容物の話になりますが、容量や重量が限られるキットでは、
単一の用途だけで使用される用品は、避けなければなりません。
複数の使い道や応用の利く道具を選択しなければ、小さなポーチや
タバコケースはすぐに一杯になってしまいます。
100円ライターを例に話をしてみましょう。
私もキットに100円ライターを入れていますが、ガスタンクの部分にダクトテープを
巻いて、消音と非常時の固定に利用しています。
フリント式のライターであれば、ガスがなくなったとしても、石を削って火口に着火できます。
このように、複数の使用用途がある装備を中心に構成すれば、キットの軽量化が
可能になり、生存の可能性が広がる結果につながります。
このように、キットは自身の創意工夫で用途や応用が可能になってきます。
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備え
柏木@中の人
2009-06-11T09:24:00+09:00
-
サバイバルキット(E&Eキット)考察
https://tsn.militaryblog.jp/e71053.html
さて、マインドセットで、脅威に立ち向かう気概を持ったならば、
最悪の状況に使用するサバイバルキットについて
書いてみたいと思います。
こらこら、人生 生きる事がサバイバルとか言わないの(笑)
文章量が多いので、気長にお読みください(笑)
サバイバルキットとは、読んで字の如く「生き残る為のキット」
であり、E&Eキットは「敵性地域からの脱出用具」と定義できます。
一般人や平時の場合は、サバイバルキットで良いでしょう。
しかし、海外派遣や命令下達がなされた場合は、敵性地域で
生存と脱出(Escape&Evasion)に向けて構成要素が変更されます。
E&Eキットについては、後述します。
通常は、これらの他にナイフやIFAKは、別構成として1stラインに
常備する必要があります。
ただし、サバイバルキットのみで生き延びる状況を考慮して、最低限の
医薬品等を同梱する事も、状況によっては必要になります。
実際にキットを組む際は、状況に合った構成を
自分で考えなければいけません。
市販されているセットになっているサバイバルキットは、
手軽に揃えられて、便利に思えるかもしれませんが、
状況によっては全く使用しない物が含まれていたり、用途が限られる
耐久性に劣る物がある為、注意が必要です。
さらに付け加えるならば、
市販のキットを買って、それで満足してしまうのは、非常に危険です。
当たり前の事ですが、キットを非常時に使うものと考えて、
保管しておく事は、宝の持ち腐れに他なりません。
ネットや周辺から情報を収集して、個別に使えそうな商品を収集し
実際にテストして使用法の習熟と、実際に現場で使用できるかを
自分の目で確かめなければ、非常時に大変な事になってしまいます。
その為、自分の用途や環境に合わせたオリジナルキットを
自身の手で組み上げなければなりません。
そんな訳で、今回はチャート方式にして、皆さんがキットを組む際に
参考になるように書いてみます。
○想定される状況
・災害地域
・都市
・野外
・砂漠
・敵性地域
まずは、自分が置かれる可能性がある状況を考えます。
一般の方であれば、自然災害時に必要とされる品物に
重点を置いて構成する事が大切です。
また、予備自や現役の方は、派遣場所の環境や状況によって
構成を変更しなければいけません。
さらに派遣場所によっては、追加する品や減らすべき物も発生します。
敵地や競合地域であるなら、E&Eの項目を追加しなければならないでしょう。
○想定される期間
・1日以内
・3日前後
・1週間前後
・1週間以上
次に、E&E状況に置かれる可能性がある期間を考えます。
これによって、必要な物資の構成や量が変化します。
基本的に安全な地帯(自宅や避難場所、味方支配地域等)に徒歩で
到達可能な日数を基に、期間を算出します。
基地周辺のパトロールが主任務であれば、1日以内、
長距離偵察であったり、行軍中の場合は、3日~1週間
特殊作戦で敵地後方であれば、1週間以上といった概略で
キットを使用する状況を考えます。
災害であれば、勤務先や外出先から徒歩で帰宅ないし
避難先まで移動する期間が目安になります。
また、救助や援助の体制が整うまで約3日と言われていますので
これを基準にしても良いかもしれません。
同時に、予備の食料等をキットに組み込む人もいますが、
これも環境と時間によって決定されます。
危険な環境で、一刻も早く脱出しなければいけない。
その為、食料を確保している暇がないといった場合や、
食料の確保が難しい地域は、組み込む価値があるでしょう。
○サバイバルキットの構成要素
・火起こし道具
・飲料水用具
・食糧の確保用具
・シェルター用品
・信号用品
・救急用品
サバイバルキット(E&Eキット)では、おおよそ上記の分類があり
これらが、状況と期間によって内容の変更や重点を置く
項目を定めて、構成する必要があります。
基本的には、環境と期間を考慮します。
例をあげれば、災害地域では・・・
破片やガレキで、怪我等が予想される。→救急用品
期間が短く、食料は比較的入手しやすい。→飲料水の確保を優先
野外では・・・
生存に必要な要素を、自然から得る必要があります。
その為、火おこしや自然を利用する為の道具に重点を
置かなければいけません。
また、救難捜索等からの発見率向上を考えて、
複数の信号用品が優先されます。
砂漠であれば、水分の補給と熱が問題になるので、
これらに対処する品に重点が必要になるでしょう。
○E&Eについて
有名なところでは、アンディ・マクナブの「ブラボー・トゥー・ゼロ」や
映画「エネミーライン」のモデルとなったスコット・F・オグレディ大尉でしょうか?
こう言った、敵性環境で生存と脱出を行う場合、
民間人が存在する環境であれば、買収用の現地通貨や
USドル、金貨等を装備やキットに仕込む事も必要になってきます。
同時に、装備や持ち物を奪われて捕虜になった際、
脱出を試みるなら、ボタンコンパスや簡易地図を
衣服に縫い込む事も考えられます。
E&Eに関しては、微妙なネタが多すぎるので、
今回は、簡単な紹介にとどめます(笑)
その他にも、予備の銃弾やリボルバー、ナイフを装備やキットに
含める場合もあり、つい先日読了したクリスライアンの新著にも
E&Eに関する記述があり、興味深く見た所です。
長くなったので、今回はこの辺で終わりにします。
次回は、実際のキットを組む注意点と、用品などを紹介する予定です。
最悪の状況に使用するサバイバルキットについて
書いてみたいと思います。
こらこら、人生 生きる事がサバイバルとか言わないの(笑)
文章量が多いので、気長にお読みください(笑)
サバイバルキットとは、読んで字の如く「生き残る為のキット」
であり、E&Eキットは「敵性地域からの脱出用具」と定義できます。
一般人や平時の場合は、サバイバルキットで良いでしょう。
しかし、海外派遣や命令下達がなされた場合は、敵性地域で
生存と脱出(Escape&Evasion)に向けて構成要素が変更されます。
E&Eキットについては、後述します。
通常は、これらの他にナイフやIFAKは、別構成として1stラインに
常備する必要があります。
ただし、サバイバルキットのみで生き延びる状況を考慮して、最低限の
医薬品等を同梱する事も、状況によっては必要になります。
実際にキットを組む際は、状況に合った構成を
自分で考えなければいけません。
市販されているセットになっているサバイバルキットは、
手軽に揃えられて、便利に思えるかもしれませんが、
状況によっては全く使用しない物が含まれていたり、用途が限られる
耐久性に劣る物がある為、注意が必要です。
さらに付け加えるならば、
市販のキットを買って、それで満足してしまうのは、非常に危険です。
当たり前の事ですが、キットを非常時に使うものと考えて、
保管しておく事は、宝の持ち腐れに他なりません。
ネットや周辺から情報を収集して、個別に使えそうな商品を収集し
実際にテストして使用法の習熟と、実際に現場で使用できるかを
自分の目で確かめなければ、非常時に大変な事になってしまいます。
その為、自分の用途や環境に合わせたオリジナルキットを
自身の手で組み上げなければなりません。
そんな訳で、今回はチャート方式にして、皆さんがキットを組む際に
参考になるように書いてみます。
○想定される状況
・災害地域
・都市
・野外
・砂漠
・敵性地域
まずは、自分が置かれる可能性がある状況を考えます。
一般の方であれば、自然災害時に必要とされる品物に
重点を置いて構成する事が大切です。
また、予備自や現役の方は、派遣場所の環境や状況によって
構成を変更しなければいけません。
さらに派遣場所によっては、追加する品や減らすべき物も発生します。
敵地や競合地域であるなら、E&Eの項目を追加しなければならないでしょう。
○想定される期間
・1日以内
・3日前後
・1週間前後
・1週間以上
次に、E&E状況に置かれる可能性がある期間を考えます。
これによって、必要な物資の構成や量が変化します。
基本的に安全な地帯(自宅や避難場所、味方支配地域等)に徒歩で
到達可能な日数を基に、期間を算出します。
基地周辺のパトロールが主任務であれば、1日以内、
長距離偵察であったり、行軍中の場合は、3日~1週間
特殊作戦で敵地後方であれば、1週間以上といった概略で
キットを使用する状況を考えます。
災害であれば、勤務先や外出先から徒歩で帰宅ないし
避難先まで移動する期間が目安になります。
また、救助や援助の体制が整うまで約3日と言われていますので
これを基準にしても良いかもしれません。
同時に、予備の食料等をキットに組み込む人もいますが、
これも環境と時間によって決定されます。
危険な環境で、一刻も早く脱出しなければいけない。
その為、食料を確保している暇がないといった場合や、
食料の確保が難しい地域は、組み込む価値があるでしょう。
○サバイバルキットの構成要素
・火起こし道具
・飲料水用具
・食糧の確保用具
・シェルター用品
・信号用品
・救急用品
サバイバルキット(E&Eキット)では、おおよそ上記の分類があり
これらが、状況と期間によって内容の変更や重点を置く
項目を定めて、構成する必要があります。
基本的には、環境と期間を考慮します。
例をあげれば、災害地域では・・・
破片やガレキで、怪我等が予想される。→救急用品
期間が短く、食料は比較的入手しやすい。→飲料水の確保を優先
野外では・・・
生存に必要な要素を、自然から得る必要があります。
その為、火おこしや自然を利用する為の道具に重点を
置かなければいけません。
また、救難捜索等からの発見率向上を考えて、
複数の信号用品が優先されます。
砂漠であれば、水分の補給と熱が問題になるので、
これらに対処する品に重点が必要になるでしょう。
○E&Eについて
有名なところでは、アンディ・マクナブの「ブラボー・トゥー・ゼロ」や
映画「エネミーライン」のモデルとなったスコット・F・オグレディ大尉でしょうか?
こう言った、敵性環境で生存と脱出を行う場合、
民間人が存在する環境であれば、買収用の現地通貨や
USドル、金貨等を装備やキットに仕込む事も必要になってきます。
同時に、装備や持ち物を奪われて捕虜になった際、
脱出を試みるなら、ボタンコンパスや簡易地図を
衣服に縫い込む事も考えられます。
E&Eに関しては、微妙なネタが多すぎるので、
今回は、簡単な紹介にとどめます(笑)
その他にも、予備の銃弾やリボルバー、ナイフを装備やキットに
含める場合もあり、つい先日読了したクリスライアンの新著にも
E&Eに関する記述があり、興味深く見た所です。
長くなったので、今回はこの辺で終わりにします。
次回は、実際のキットを組む注意点と、用品などを紹介する予定です。
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備え
柏木@中の人
2009-06-10T09:34:00+09:00
-
どんな備えが必要なのか?
https://tsn.militaryblog.jp/e70914.html
さて、昨日の日記で備えが必要だと書きましたが、
具体的にどのような「備え」があるのでしょうか?
具体的には、心構え・装備・訓練・備蓄が当てはまります。
今回は心構えつまり「マインドセット」について書いてみたいと思います。
トレーニングの際は、ハンドガンも「ハンズアップ」ではなく、
ファイティングポーズから、ドロウします。
マインドセットとは何か?
まずは基本的な事項からですが、これは意識の方向性を決める事になります。
非常に広義な意味合いになりますが、根本的には目的の完遂に向けて
常に意識や考え方を方向付けることを指します。
軍であれば、必ず生き残り、その地域の敵を殲滅して安全を確保する事を目的としますし
警察であれば地域を安全に保ち犯罪が発生した場合に、犯罪者を検挙を目的とします。
一般の方は、ライフスタイルを守り、健全な意識を保つ必要性があります。
これらを常に意識して、行動する事がサバイバルや目的完遂につながっていきます。
では、実際にマインドセットを考えましょう。
まず必要になってくるのは攻撃性です。
ただし、ここでの攻撃性とは気概や生き残る為の
前進する力を指します。
普段から攻撃的である必要はありませんが、必要な場合に
攻撃性を切り換えられるスイッチ持たなくてはいけません。
どんな職種の人間であれ、危機に直面した際は
身を守る攻撃性を持たなくてはいけません。
それが、犯罪者や工作員であったり、自然災害であっても同じです。
恐怖を克服し立ち向かう気概がなければ、たちまち飲み込まれてしまうでしょう。
自然災害が相手でも、その圧倒的な破壊力や規模に圧倒されて
茫然と立ち尽くしていたならば、その犠牲になってしまいます。
生き残るためにどんな物でも利用し、危機を脱する。
敵を激しく攻撃して、攻撃能力や気迫で圧倒し
相手を素早く制圧する事が、生き残る上で非常に重要になります。
では実際、どのようにしてスイッチを入れるのでしょう?
アドレナリンのスイッチを入れると呼びますが、静から動へ
瞬時に切り替えられる能力になります。
手法としては、大きく息を吸い込み、腹筋から腕や首表情にまで力を入れます。
その後、ゆっくりと息を吐き緊張させた体から徐々に力を抜きます。
それによって、緊張や恐怖で強張っていた筋肉を
通常のポテンシャルが発揮できる状態を取り戻します。
また、戦闘の前や緊張状態に陥ると、人間は本能的に
浅くて早い呼吸をしてしまいますが、意識的に深い呼吸をする事で
体に十分な酸素を取り込み、激しい打撃等の無酸素運動を行う際の
助けになります。
そして、体に力を入れる事で戦闘時に分泌されるアドレナリンを
体にめぐらせて、スイッチを入れる作業になります。
さらに、意識についても重要な要素があります。
目標に向けて前に飛びかかるぐらいの気持ちで
意識を前に向けますが、思考を切り離さなければなりません。
あまりに過剰な攻撃性は、過剰防衛や戦術の無視等につながってしまい
あまり好ましくありません。
その為、息を吐いて緊張を解いた瞬間に感覚と思考を分離するイメージを
トレーニングします。
文章では、表現が難しいのですが、勢いや態勢、気持は前に
思考は、自分を常に後ろから分析するような感覚で
戦闘における準備をしなければいけません。
意識や攻撃性は前に、冷静な分析を行う思考が後ろと
一見矛盾する様ですが、意識して訓練すると
実際に感覚として認識できるようになります。
また、慣れてくればスイッチ動作を行わなくても
モードの切り替えが可能になるようです。
具体的にどのような「備え」があるのでしょうか?
具体的には、心構え・装備・訓練・備蓄が当てはまります。
今回は心構えつまり「マインドセット」について書いてみたいと思います。
トレーニングの際は、ハンドガンも「ハンズアップ」ではなく、
ファイティングポーズから、ドロウします。
マインドセットとは何か?
まずは基本的な事項からですが、これは意識の方向性を決める事になります。
非常に広義な意味合いになりますが、根本的には目的の完遂に向けて
常に意識や考え方を方向付けることを指します。
軍であれば、必ず生き残り、その地域の敵を殲滅して安全を確保する事を目的としますし
警察であれば地域を安全に保ち犯罪が発生した場合に、犯罪者を検挙を目的とします。
一般の方は、ライフスタイルを守り、健全な意識を保つ必要性があります。
これらを常に意識して、行動する事がサバイバルや目的完遂につながっていきます。
では、実際にマインドセットを考えましょう。
まず必要になってくるのは攻撃性です。
ただし、ここでの攻撃性とは気概や生き残る為の
前進する力を指します。
普段から攻撃的である必要はありませんが、必要な場合に
攻撃性を切り換えられるスイッチ持たなくてはいけません。
どんな職種の人間であれ、危機に直面した際は
身を守る攻撃性を持たなくてはいけません。
それが、犯罪者や工作員であったり、自然災害であっても同じです。
恐怖を克服し立ち向かう気概がなければ、たちまち飲み込まれてしまうでしょう。
自然災害が相手でも、その圧倒的な破壊力や規模に圧倒されて
茫然と立ち尽くしていたならば、その犠牲になってしまいます。
生き残るためにどんな物でも利用し、危機を脱する。
敵を激しく攻撃して、攻撃能力や気迫で圧倒し
相手を素早く制圧する事が、生き残る上で非常に重要になります。
では実際、どのようにしてスイッチを入れるのでしょう?
アドレナリンのスイッチを入れると呼びますが、静から動へ
瞬時に切り替えられる能力になります。
手法としては、大きく息を吸い込み、腹筋から腕や首表情にまで力を入れます。
その後、ゆっくりと息を吐き緊張させた体から徐々に力を抜きます。
それによって、緊張や恐怖で強張っていた筋肉を
通常のポテンシャルが発揮できる状態を取り戻します。
また、戦闘の前や緊張状態に陥ると、人間は本能的に
浅くて早い呼吸をしてしまいますが、意識的に深い呼吸をする事で
体に十分な酸素を取り込み、激しい打撃等の無酸素運動を行う際の
助けになります。
そして、体に力を入れる事で戦闘時に分泌されるアドレナリンを
体にめぐらせて、スイッチを入れる作業になります。
さらに、意識についても重要な要素があります。
目標に向けて前に飛びかかるぐらいの気持ちで
意識を前に向けますが、思考を切り離さなければなりません。
あまりに過剰な攻撃性は、過剰防衛や戦術の無視等につながってしまい
あまり好ましくありません。
その為、息を吐いて緊張を解いた瞬間に感覚と思考を分離するイメージを
トレーニングします。
文章では、表現が難しいのですが、勢いや態勢、気持は前に
思考は、自分を常に後ろから分析するような感覚で
戦闘における準備をしなければいけません。
意識や攻撃性は前に、冷静な分析を行う思考が後ろと
一見矛盾する様ですが、意識して訓練すると
実際に感覚として認識できるようになります。
また、慣れてくればスイッチ動作を行わなくても
モードの切り替えが可能になるようです。
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備え
柏木@中の人
2009-06-09T10:01:00+09:00
-
備えの必要性
https://tsn.militaryblog.jp/e70754.html
しばらく、たくてぃかるネタが続いたので、
ここら辺で少し違う話も織り交ぜて行こうと思います。
備えなければいけない時期に差し掛かっていると
春先から常々考えている訳です。
何の話かって?
物心両面の備えですね・・・はい。
ふと、海の向こうに目を向けると、緊迫するアフガニスタン情勢は
むしろパキスタンの問題にシフトしつつあります。
パキスタンの政府スポークスマンが認めているように
トライバルエリア(部族支配地域)は、軍事的な作戦
だけでは解決不能で、長期的な作戦になる事が容易にわかります。
そして、パキスタンとアフガンの紛争が長引くと
その影響は極東まで及ぶ可能性が出てきます。
具体的には、隣接している中国とパキスタン
(一部、アフガンも国境を接していますが)
この地域の平和的な安定が崩れると、否が応でも
中国の独立運動に波及する訳です。
昨年有名になった、チベットの独立運動や
新疆ウィグル自治区での独立運動が武力を伴う
過激な運動にシフトする恐れがあります。
別段、中国の肩を持ったり擁護する訳ではありませんが、
中国国内の治安が悪化した場合、
日本にも経済的・軍事的に多大な影響を及ぼします。
12万人に及ぶ在留邦人の保護と救出や核兵器の問題
そして、株価や経済的な混乱、難民も発生するでしょう。
そして、近くに目を向けると「今そこにある危機」として、
北朝鮮問題の緊迫化が挙げられます。
安保理決議の概要が報道され、今後採択に向けて
動き出すでしょうが、今後北朝鮮は反発を起こし
ミサイルの発射、黄海での何らかのアクションは
予測されるシナリオとして、各国がすでに備えをしています。
しかし、緊張状態にある各国が理性的な反応をしたとしても
どこかで歯車が狂う場合があり、ほんの些細な行き違いや
誤解から、戦争が起こる事は歴史が証明しています。
現状の北朝鮮問題に当てはめれば、ミサイルの誤着弾や部品落下
仮に黄海で韓国海軍と戦闘が発生した場合、交戦の拡大や過剰反応
核実験による放射能漏出と、枚挙に暇がありません。
これまでの報道や、北朝鮮の指揮系統を分析した限り、
あくまで冷静に脅威を演出しており、混乱や自滅を
感じさせる兆候はありませんが、綱渡りの状況は
依然継続しています。
後継問題から、成果を急いで大きな脅威を演出している
可能性は否定できませんが、現状では判断材料が少なく
当事者の北朝鮮の人間しか分からないでしょう。
しかし、今回の挑発的な行動は、綱渡りの綱を
さらに細くする結果しか生まないでしょう。
そうなれば、この先には崩壊が待っていると言わざるを得ません。
それは、恐らくそう遠くない話であると、思われます。
北朝鮮がロープを踏み外す日を
黙って見ている状況ではなくなってきました。
国内では、新型インフルでのマスク騒動
数年おきに発生する大規模地震
通り魔の発生や犯罪発生率の増加
そう、備えをするべき時が
既に来ていると考えるべきでしょう。
私を含め、会社から出頭命令があるかもしれない方は、
装備やトレーニング、心構えについて見直す必要があるでしょうし
一般の方は、食料の備蓄や防犯態勢
避難場所の確認をする必要があるでしょう。
起こりうる脅威が、人災であれ天災でも
何かしら、備えが必要な事に変わりはありません。
そう、こうして私のつたないブログを読んで頂き
少し考えるだけでも、それも「備え」になるかもしれません。
何も考えずに、非日常に放り込まれるより、
少しでも、イメージを持っただけでも、遭遇するショックは
少なくなるでしょうから・・・
これから、不定期になりますが
こうした備えについて、少しずつ記事を書きたいと思います。
イメージして、物心両面で物事に備える。
悲しいことですが、そうした状況に生きている者の
定めとして、現実を直視しなければいけません。
そう、それは明日起こるかもしれないのですから・・・
ここら辺で少し違う話も織り交ぜて行こうと思います。
備えなければいけない時期に差し掛かっていると
春先から常々考えている訳です。
何の話かって?
物心両面の備えですね・・・はい。
ふと、海の向こうに目を向けると、緊迫するアフガニスタン情勢は
むしろパキスタンの問題にシフトしつつあります。
パキスタンの政府スポークスマンが認めているように
トライバルエリア(部族支配地域)は、軍事的な作戦
だけでは解決不能で、長期的な作戦になる事が容易にわかります。
そして、パキスタンとアフガンの紛争が長引くと
その影響は極東まで及ぶ可能性が出てきます。
具体的には、隣接している中国とパキスタン
(一部、アフガンも国境を接していますが)
この地域の平和的な安定が崩れると、否が応でも
中国の独立運動に波及する訳です。
昨年有名になった、チベットの独立運動や
新疆ウィグル自治区での独立運動が武力を伴う
過激な運動にシフトする恐れがあります。
別段、中国の肩を持ったり擁護する訳ではありませんが、
中国国内の治安が悪化した場合、
日本にも経済的・軍事的に多大な影響を及ぼします。
12万人に及ぶ在留邦人の保護と救出や核兵器の問題
そして、株価や経済的な混乱、難民も発生するでしょう。
そして、近くに目を向けると「今そこにある危機」として、
北朝鮮問題の緊迫化が挙げられます。
安保理決議の概要が報道され、今後採択に向けて
動き出すでしょうが、今後北朝鮮は反発を起こし
ミサイルの発射、黄海での何らかのアクションは
予測されるシナリオとして、各国がすでに備えをしています。
しかし、緊張状態にある各国が理性的な反応をしたとしても
どこかで歯車が狂う場合があり、ほんの些細な行き違いや
誤解から、戦争が起こる事は歴史が証明しています。
現状の北朝鮮問題に当てはめれば、ミサイルの誤着弾や部品落下
仮に黄海で韓国海軍と戦闘が発生した場合、交戦の拡大や過剰反応
核実験による放射能漏出と、枚挙に暇がありません。
これまでの報道や、北朝鮮の指揮系統を分析した限り、
あくまで冷静に脅威を演出しており、混乱や自滅を
感じさせる兆候はありませんが、綱渡りの状況は
依然継続しています。
後継問題から、成果を急いで大きな脅威を演出している
可能性は否定できませんが、現状では判断材料が少なく
当事者の北朝鮮の人間しか分からないでしょう。
しかし、今回の挑発的な行動は、綱渡りの綱を
さらに細くする結果しか生まないでしょう。
そうなれば、この先には崩壊が待っていると言わざるを得ません。
それは、恐らくそう遠くない話であると、思われます。
北朝鮮がロープを踏み外す日を
黙って見ている状況ではなくなってきました。
国内では、新型インフルでのマスク騒動
数年おきに発生する大規模地震
通り魔の発生や犯罪発生率の増加
そう、備えをするべき時が
既に来ていると考えるべきでしょう。
私を含め、会社から出頭命令があるかもしれない方は、
装備やトレーニング、心構えについて見直す必要があるでしょうし
一般の方は、食料の備蓄や防犯態勢
避難場所の確認をする必要があるでしょう。
起こりうる脅威が、人災であれ天災でも
何かしら、備えが必要な事に変わりはありません。
そう、こうして私のつたないブログを読んで頂き
少し考えるだけでも、それも「備え」になるかもしれません。
何も考えずに、非日常に放り込まれるより、
少しでも、イメージを持っただけでも、遭遇するショックは
少なくなるでしょうから・・・
これから、不定期になりますが
こうした備えについて、少しずつ記事を書きたいと思います。
イメージして、物心両面で物事に備える。
悲しいことですが、そうした状況に生きている者の
定めとして、現実を直視しなければいけません。
そう、それは明日起こるかもしれないのですから・・・
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備え
柏木@中の人
2009-06-08T09:38:00+09:00