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Posted by ミリタリーブログ at

2012年05月19日

チェストリグ各部



はい、珍しく連続更新です(笑)
今回は、前回の記事で書きました通り、
チェストの各部詳細を、見ていきたいと思います。


 

まずは、①番ですが、こちらはM4ないし89の弾倉が4本入る仕様となっています。
バンジーコードのテンションで脱落を防止します。

SDT-WORKSでは、装備に腰マグを推奨していますので、ベルトラインに2本
チェストに4本で計6本の弾倉を保持できます。(180発)

下部に、小さなループが4箇所付いていますが、これは別売りのアダプタで
デューティベルト等と連結を想定しています。
また、脱落防止に使用したり、アウターグローブ・サイリュームやフレックスカフをぶら下げられます。






次に裏面を見てみましょう。
中央部分に、何やら茶色いものが付いていますが、こちらは、エラスティックバンドの
エクストラマグポーチになります。


ちょうど、blue Force Gear のTen-Speed Pouchと同様の仕様ですね。

参考画像 ©blue Force Gear

メインのマグポーチの他に、火力が必要な任務などで使用します。
これによってチェスト単体で7本の携行となり、腰に2本銃に1本で
7+2+1 で計10本(300発)の携行が可能になります。



ハーネスはH型として、パットやプラスティックパーツを廃して
極力射撃姿勢に影響を及ぼさないようになっています。
このタイプであれば、背嚢を背負っても干渉が少ないので、背中にやさしいです♪




ハーネスと本体の連結は、G-HOOKを使用しています。
プラスティックバックルはどうしてもサイズが大きくなり、音が出る為
G-HOOKで連結です。
また、金属製のフックをカバーするため、エラスティックループで
消音と反射を防止しています。

丸で囲んだG-HOOKの上に、チラリとウェイビングが付いています。
これは、これまでデットスペースだった部分にマグポーチや
ホルスターやナイフシース等を取り付けるウェイビングになります。





次に、③ですが正面の中央下部に止血帯用のポーチを取り付けました。

エラスティックで、CAT SOFなど使用するタイプを選びません。
ただし、脱落防止に難がある可能性があるので、もう少し改良するかもしれません。




次に④番ですが、デザイン画では4連になっていたセカンダリーMgポーチですが
サイズとの兼ね合いで、3連になっています。

ここには、ハンドガンマグの他にフラッシュライトやツールナイフも収納できます。
その横に小さなウェイビングが付いていると思いますが、こちらはマリスクリップや
モーリーでナイフシースやフラッシュライトポーチを取り付け可能です。

チェストリグやプレキャリ着ると、シースナイフの装着位置に困る場合が多いので
この位置にウェイビングを設けました。





次に⑤番♪
グレネードポーチサイズのユーリティーポーチです。
グレネードの他に、かさばる救急包帯や、雑多な用具を収納できます。

   
 


また、番号は振ってありませんが、右脇のポーチはこの様な薄型のポーチになります。
これは、ハンドガンを腰につけた場合、極力薄型にしてドロウに影響を及ぼさないように
考慮してあります。

ここには筆記用具や地図・書類が入ります。

また、画像はありませんがポーチと本体の間にもポケットを設けていますので
見た目以上の収納力があったりします♪


現在、カラーバリエーションや販売方法についても詰めていますので
もう少々お待ち下さいm(_ _)m

これは、ファーストサンプルですので、これからテストをして、各部を改良・販売の流れになります。
※各部の仕様等は、予告なく変更になる場合がございます。

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Posted by 柏木@中の人 at 22:46Comments(0)商品案内

2012年05月19日

かみんぐすーん



はい、昨日とは一転、本日は東北地方とってもいい天気です♪
イベント当日も毎回こんぐらい晴れてくれれば(´・ω・`)ヒゴロノ オコナイダロ…

さて、本日は昨日飛び込んで参りました大型新商品についてお知らせです。


まずは、ど~ん!




これまで、水面下で企画が進行しておりました
SDT ORIGINAL CHEST RIGです。

今回は、製造元からサンプルの写真が届きましたので、
まずはお披露目としてご紹介致します!

まずは、このCHESTの開発経緯からご説明します。

これまで、SDTでは各種訓練を実施してきて、
皆さんが装備で四苦八苦している姿を多く見かけました。

しかし、なかなか決定版といえるRIGがありませんでした。
そんな訳で今回、オリジナルチェストリグをデザインして、製造することとなりました。


デザインにあたっては、多くの現役隊員や海外の友人に相談しており・・・
「実際の製品が出来たら、使用するから送れ」との声が多くて・・・

お前ら買えよと・・・(笑)

まあ、そうした隊員たちの声を取り入れつつSDTの運用に適した
チェストリグの開発が昨年の冬にスタート致しました。

本日は、コンセプトと運用について触れたいと思います。


【コンセプト】
・高強度と高機動の両立
・柔軟な弾薬保持能力


軽い事は、良い事です!
出来ればかさばらずに1gでも軽くしたいと考えました。

従事する任務によって、弾倉の携行本数は変化します。
しかし、その都度RIGを交換したりポーチを付け替えるのは
面倒であり、何より保持箇所の変更は、戦術的にも好ましくありません。

そうした点を考慮して、デザインを行なっています。



【着眼点】
・2nd ラインの装備を見直し、チェストに収納する装備を削減する
・可能な限りサイドポーチの厚みを削り、ベルトラインとの干渉を防止
・スモークグレネードポーチサイズのポーチ×3で、その他携行品に対応する
・プラスチックパーツを極力削減し、射撃姿勢への干渉を防止する
・本体背面にエラスティックバンドで追加弾薬携行用スペースを設ける

上記のコンセプトをベースとして、考えられた仕様がこの着眼になりました。
こうしてぼんやりと製品の輪郭が見えてきました。


【 任務 (作戦) 】
市街地及び人工的な環境下での戦闘及び警備
家屋内における戦闘及び 車両を用いた任務
戦術的に高機動 を 要求されるチームでの作戦
瞬発的な火力  を       〃


更に、このチェストを使う任務は、どんな任務かを考える事で
チェストに収める装備が決まってきます。

そうすると、どの程度の収納力が必要になるかが分かり
デザインが固まってきます。

今回想定したのはPSD任務と市街地での作戦です。

出来るだけコンパクトサイズで、狭小地や車両乗降でも
邪魔にならない事を考えています。


【 上記任務における必要な装備 】
・M4ないし89式弾倉 6~10本
・セカンダリーマガジン 4~6本
・FAK個人用
(止血帯・エマージェンシーバンテージ・セロックス・ラテックスグローブ CPRマスク)
・ナイフ(フィクスドないし、ツール)
・フラッシュライト
・グレネード関連(スタン・スモーク・破片)


そうして、弾き出した装備を収納できるデザインを考えて
デザイン画を書きサンプル作成を依頼したのが、写真のブツになります。




これは、ファーストサンプルですので、これからテストをして、各部を改良
販売の流れになります。
※各部の仕様等は、予告なく変更になる場合がございます。


詳しい値段や発売時期については、今後発表できる段階になりましたら
随時公開していきますので、よろしくお願い致しますm(_ _)m



次回は、各部の詳細をお知らせしようと思います。
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Posted by 柏木@中の人 at 18:21Comments(0)商品案内