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Posted by ミリタリーブログ at

2012年04月14日

装備に関する基本的な考え方


はい、見事に今日書こうと思っていたネタが、一晩経ったら思い出せない柏木です(笑)

朝、コーヒーを飲みながら・・・

 「うーん、何書こうと思ってたんだっけ?」
「思い出せん・・・」ヽ(´ー`)ノ

なんてやっておりました(笑)

んで、やっと思い出しました(´・ω・`)



そんなこんなで、気を取り直して本日のネタを書こうと思います。
今日は基本的な装備に関する考え方です。

皆さん、装備品を選ぶ時はどの様に選んでいますか?

使い易さでしょうか?
かっこ良さですか?

人によって判断基準は様々だと思います。
一般的に特殊なところを除いて、公務員の方々は、支給される装備(官品)が
メインになりますが、自費購入の物品もあるかと思います。

さて、実際に戦闘で使用する装備を本気で選ぶ場合、かなりの研究と
多額の資金が必要になります。

その辺は、この仕事(趣味)の痛い所ですね・・・


まず、装備の大別からお話ししたいと思います。

装備は、その作戦によって選ばれます。
主に大別すると「環境」と「季節(気候)」「作戦」がメインですね。


環境的な要因では、任務を行う場所がどの様な場所なのか?
これによって基本的なアウトラインが決まってきます。

迷彩服の種類や装備品のカラーもこの時点で決定されます。
同時に、環境に適応するために必要な装備についても
ある程度検討されます。




次に、季節的要因ですがこれは気候的な要因と
読み替えても良いでしょう。

例えば、砂漠地域では日中は酷暑ですが
夜間は一桁まで気温が低下する場合もありますし
秋から冬にかけては、レイヤードによって
体温調整が可能な、インナーの選択が必要になります。

装備品についても、降雪時はベルクロに雪が張り付きますし
夏場に重量があって密着する装備は、熱中症の原因にもなります。

こうした事を考えつつ、装備のアウトラインを考えます。
ただし、この時点では装備を確定させることは出来ません。

なぜなら、最後に一番重要な要因が控えているからです・・・




そう、作戦的な要因です。

まず、任務は何を目的としているのか?
これによって、弾薬や火器の携行数が大きく変わってきます。

また任務特有の装備や必要なチーム装備・物品が
個人装備に加えて分配されます。

更に作戦期間はどの程度かによって、バックパック容量や
運搬する食料・飲料水その他装備が増減しますね。

更に、潜入手段によっても装備が変わってきます。
水路潜入であれば、防水装備が必要になりますし
空路なら降下対応のバックパックやハーネスがこれに加わります。


こんな感じで、装備品を選定するのですから、
巷にあれだけの多種多様な装備や、衣類が出て来る訳ですね・・・(´・ω・`)


次回は、ライン別の装備レイアウトについて書いていきたいと思います・・・
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Posted by 柏木@中の人 at 16:43Comments(0)タクティカルネタ