2009年06月18日
キットの構成要素~信号
さて、「備え」のサバイバルキットネタも、残す所後2回となりました。
今回は、通信手段について書きたいと思います。
(Photos by 愛知県防災航空隊)
サバイバル状況であったりE&Eであれ、救助チームや友軍に向けて
何らかのシグナルを送って、発見率を向上させる必要があり
積極的な信号の発信が、生存率の大きな向上に繋がります。
毎年、多くの方が山菜取りで遭難・事故死をしていますが
こうした状況でも通信手段や何らかの信号があれば、助かっただろう。
と言う事例には事欠きません。
やはり早期に発見される努力は、サバイバル状況において重要な要素になります。
信号には、幾つか種類があり、大別すると
光・音・色・煙・信号・記号が考えられます。
光は、太陽光を反射したりライトの点滅発光
音は、声を発したり、ホイッスルを吹く
色は、航空救難色(蛍光オレンジ)を置く
煙は、狼煙を上げる、発炎筒を焚く
信号は、通信機や無線機の使用
記号は、航空識別信号を書いたり、木や石で行き先を示す
などなど、多岐にわたります。
この中で、キットに組み込める装備は、多くありますので
代表的な用品の用途と長短を書きますので、状況によって選択して下さい。
光
シグナルミラー サイリューム ストロボライト
シグナルミラーは、サバイバルキットに含まれる代表的な用品ですね。
長所としては、遠距離まで信号が到達する。
顔色や目視できない身体の異常を鏡越しに確認するなどの使用方法が考えられます。
短所としては、夜間に使用が出来ない事と、曇天時には向かない点が挙げられます。
サイリュームは、安価で100円ショップでも購入でき夜間も使用可能
照明の代用としても使用できます。
短所としては、到達距離が短い事とかさばる事、使い捨てである事が挙げられます。
照明用として割り切るのならば、つり用のケミカルライトが小型で重宝します。
ストロボライトは、救難用として優秀な装備品ですが、電池の消耗がある点と
サイズが比較的大きい点に留意しなければなりません。
音
ホイッスルがあります。
こちらは、専用に設計されたホイッスルを選択しましょう。
中にコルク等が入っている物は、濡れると音が出なくなる場合があるので
注意が必要になります。
色
専用の用品は、あまり見かけませんが、
手芸洋品店で、蛍光色の布を購入してポーチや
ブッシュハットの裏側に縫いこむと、非常時に航空機からの発見率が
高くなります。
これは、デザインを考えていますので、具体化したら発表するかもしれません。
積雪地域では、雪面に合図を描けるように、蛍光色のチョーク粉末を
利用する方法もあります。
煙
燃料があれば、焚火で三角形を作り火を灯す事で、国際救難信号を作る事が可能です。
生木やゴム片を投入する事で、白煙や黒煙を上げる事が可能になります。
缶にキットを入れているのでしたら、底に薄いゴムシートを敷く事で、
消音と信号用の黒煙の発生源として活用するのも良いかもしれません。
信号
専用の通信機や国際救難周波数にセットした無線機や携帯電話がありますが
キットに組み込むには、大きすぎるので割愛しましょう。
記号
記号の主な物としては、国際救難信号のメモを持つ事も非常時に備えて
考える必要があるかと思います。
とりあえず、思いつくままにダラダラと羅列しましたが、重要な事は
キットには、複数の信号手段を持つ事が必要です。
自身の状況にあった品を、考えて適切に組み込むように心がけて下さい。
今回は、通信手段について書きたいと思います。
(Photos by 愛知県防災航空隊)
サバイバル状況であったりE&Eであれ、救助チームや友軍に向けて
何らかのシグナルを送って、発見率を向上させる必要があり
積極的な信号の発信が、生存率の大きな向上に繋がります。
毎年、多くの方が山菜取りで遭難・事故死をしていますが
こうした状況でも通信手段や何らかの信号があれば、助かっただろう。
と言う事例には事欠きません。
やはり早期に発見される努力は、サバイバル状況において重要な要素になります。
信号には、幾つか種類があり、大別すると
光・音・色・煙・信号・記号が考えられます。
光は、太陽光を反射したりライトの点滅発光
音は、声を発したり、ホイッスルを吹く
色は、航空救難色(蛍光オレンジ)を置く
煙は、狼煙を上げる、発炎筒を焚く
信号は、通信機や無線機の使用
記号は、航空識別信号を書いたり、木や石で行き先を示す
などなど、多岐にわたります。
この中で、キットに組み込める装備は、多くありますので
代表的な用品の用途と長短を書きますので、状況によって選択して下さい。
光
シグナルミラー サイリューム ストロボライト
シグナルミラーは、サバイバルキットに含まれる代表的な用品ですね。
長所としては、遠距離まで信号が到達する。
顔色や目視できない身体の異常を鏡越しに確認するなどの使用方法が考えられます。
短所としては、夜間に使用が出来ない事と、曇天時には向かない点が挙げられます。
サイリュームは、安価で100円ショップでも購入でき夜間も使用可能
照明の代用としても使用できます。
短所としては、到達距離が短い事とかさばる事、使い捨てである事が挙げられます。
照明用として割り切るのならば、つり用のケミカルライトが小型で重宝します。
ストロボライトは、救難用として優秀な装備品ですが、電池の消耗がある点と
サイズが比較的大きい点に留意しなければなりません。
音
ホイッスルがあります。
こちらは、専用に設計されたホイッスルを選択しましょう。
中にコルク等が入っている物は、濡れると音が出なくなる場合があるので
注意が必要になります。
色
専用の用品は、あまり見かけませんが、
手芸洋品店で、蛍光色の布を購入してポーチや
ブッシュハットの裏側に縫いこむと、非常時に航空機からの発見率が
高くなります。
これは、デザインを考えていますので、具体化したら発表するかもしれません。
積雪地域では、雪面に合図を描けるように、蛍光色のチョーク粉末を
利用する方法もあります。
煙
燃料があれば、焚火で三角形を作り火を灯す事で、国際救難信号を作る事が可能です。
生木やゴム片を投入する事で、白煙や黒煙を上げる事が可能になります。
缶にキットを入れているのでしたら、底に薄いゴムシートを敷く事で、
消音と信号用の黒煙の発生源として活用するのも良いかもしれません。
信号
専用の通信機や国際救難周波数にセットした無線機や携帯電話がありますが
キットに組み込むには、大きすぎるので割愛しましょう。
記号
記号の主な物としては、国際救難信号のメモを持つ事も非常時に備えて
考える必要があるかと思います。
とりあえず、思いつくままにダラダラと羅列しましたが、重要な事は
キットには、複数の信号手段を持つ事が必要です。
自身の状況にあった品を、考えて適切に組み込むように心がけて下さい。